エンターテインメント

松下洸平さん、新作コメディで久々の舞台に挑む

2020.08.27

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松下洸平さん

「もう一つ大きなチャレンジをして、その先を見てみたい」── 松下洸平さん


「『スカーレット』ですっかり陶芸が好きになってしまいました。本当はまた信楽に行って、2~3日陶芸をやりたいんですけれども、この状況ではなかなかそれも難しくて」

そう話す松下洸平さん。今年の2020年3月まで放送していたNHK連続テレビ小説『スカーレット』に、ヒロインの陶芸家・川原喜美子のパートナー十代田(そよだ)八郎役で出演。その真摯かつ繊細な演技で、全国に続々と八郎ファンを生み出した実力派俳優だ。


役柄の印象から、実直で朴訥としたイメージがあるが、本人は絵とダンスが特技で、いまや陶芸もプロ顔負けの腕前、と実に多才。

シンガーソングライターの顔も持ち、2020年4月~5月には3年ぶりとなるライブコンサートが予定されていた。

「そのライブも中止になってしまい、本当に残念でした。ずっと待っていてくださった皆さんにも申し訳なくて。自粛要請期間中は、曲を作ってインスタグラムにアップしたりしていたんですが、より生で届けたい気持ちになりましたね。リモートはとてもいいツールだと思いますし、これからさらに広まっていくことになるでしょうけど、一方で、同じ空間で同じ温度を感じるからこそ、共有できるものがあることも確かだと思います」

松下さん

シャツ、カットソー/エドウィナホール パンツ/ドレスヒッピー(ノーネーム)

そんな松下さんにとって久々のライブの場となるのが、今秋上演の舞台『ベイジルタウンの女神』。

日本の現代演劇を牽引する劇作家・演出家の一人であり、音楽家や映画監督としても活躍するケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんと、女優の緒川たまきさんが新たに結成したユニット「ケムリ研究室」による第1回公演だ。

出演者は松下さんのほか、緒川たまきさん、仲村トオルさん、水野美紀さん、山内圭哉さん、吉岡里帆さんなど、魅力も個性もたっぷりな総勢18名。

ふとしたことから貧民街で暮らすことになる、俗世間を知らない女性社長をめぐるコメディになるという。

「楽しみで仕方ありません。僕はKERAさんの『キネマと恋人』という愛に溢れたコメディ作品が大好きで、いつかご一緒したいと思っていました。今回はどんな役柄でどんなお話になるのか、いろいろと未知数ですが、その分フラットな状態で作品に挑めるなと、プラスに考えるようにしています。まずはKERAさんに、僕はこういうお芝居をする人ですというのを見ていただいて、求められることにしっかりと応えていきたい。僕自身がいかにKERAさんの世界に入っていけるかが大事だと思っています」

穏やかなまなざしで、質問に丁寧に答えてくれる松下さん。聞けば、「子どもの頃はめちゃめちゃ活発で、外で遊ぶのが大好きでした。いつも跳ね回っていて、真っすぐ歩けないような子だったので(笑)、怪我も結構しましたよ」というから意外だ。

中学時代はストリートダンスに傾注。

「そういえば、怪我で楽しみにしていた中学のスキー教室に行けなかったことがありました。前日に東京にも雪が降って、嬉しくて凍結した道を靴でスケートみたいに滑りながら登校していたら、見事に転んで腕の骨を折ってしまって(苦笑)」。
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