アートのエッセンスは仙石原ならでは
敷地奥にあるカフェ&ラウンジにて。〔友近さん着用衣装〕ニット6900円/アリュメット Tシャツ2900円/ポートランド イヤリング/スタイリスト私物「電車好きな私にとって箱根は東京から近すぎて(笑)、今まであまりご縁がなかったのですが、こんなに静かで素敵なところだったんですね」。インルームダイニングでディナーと朝食を楽しんだ友近さんは、お散歩を兼ねて敷地内の森へ足を延ばします。
近隣の「箱根ラリック美術館」で開催中の特別展では有名な“香水瓶5連作”も展示。箱根リトリートではコラボレーションとして、香水瓶をかたどったデザートがメニューに。大正時代の家屋を移築した歴史ある「料亭俵石」や北欧風のカフェ&ラウンジなど、箱根の今昔を感じられるのも「箱根リトリート」の魅力の一つ。
その中で友近さんが目を留めたのは、フリースペースのアートコーナーです。美術館の多い仙石原だからこそゲストにもアートに触れてほしいと設けられた、いわば大人の“お絵描き”スペース。
「絵を描くなんて何年ぶり?」と笑いながら、目の前のパンを真剣にデッサン。ゲストが描いた絵はフリースペース内に飾られることも。用意されたパステルや色鉛筆をなめらかに滑らせ、画伯になりきる友近さん。「ここ姪っ子と来たら楽しいやろなぁ」。次の旅の予定も浮かび始めたようです。
人気のお土産は、敷地奥にあるカフェ&ラウンジの竹炭入りの天然酵母パン。「生地がもっちりしておいしい!」と友近さんも絶賛。愛らしいあんパン(250円)をはじめ、およそ20種のパンが並ぶ。箱根リトリート ヴィラ 1/f(ワンバイエフ)神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1286-116
TEL:0460(83)9090
基本料金:1棟2名利用で1泊2食付き1名5万1000円~
IN15時/OUT12時
全11棟 ヴィラにより6名まで宿泊可能。
「箱根リトリート ヴィラ 1/f」の特別動画は以下よりご覧いただけます。 〔特集〕安心・安全なくつろぎを求めて プライベートを楽しむ極上の宿
表示価格はすべて税抜きです。
撮影/本誌・坂本正行 取材・文/露木朋子 スタイリング/藤井良子〈マッセ〉 ヘア&メイク/根本茉波
『家庭画報』2021年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。