高島礼子さん 春の優しい色を楽しむ
ブラウス6万円 スカート10万2000円/ともにファビアナフィリッピ(アオイ) ネックレス42万5000円/アレッサンドラ・ドナ(ラ パール ドリエント) バングル2万7000円/ラクア(チェルキ)高島礼子さん × ヘア&メイクアップ アーティスト 黒田啓蔵さん春色を楽しみながら、ワントーンで品よく仕上げた愛され顔
たかしま・れいこ◎感染症に立ち向かう医療現場を描いた舞台『ドクター・ブルー』(2021年2月26日~28日大阪)、映画『祈り─幻に長崎を想う刻』(2021年夏公開予定)に出演。ニット6万4000円/ヴェイユ(サン・フレール) ピアス5万3000円/ウノアエレ(ウノアエレ ジャパン) リング26万円/アレッサンドラ・ドナ(ラ パール ドリエント)優しさが薫る春色メイクで幸せオーラが溢れだす
「皆さんに癒やしと元気を届けられるようなメイクがいいですね」と、撮影前の打ち合わせで話す高島礼子さん。それに応えてヘア&メイクアップ アーティストの黒田啓蔵さんが提案したのが、春の色を楽しむワントーンメイクです。
高島さんと黒田さんは今回が初の顔合わせ。「色を重ねたり混ぜたりするテクニックが勉強になりました。自由な発想で自分に似合う色を見つけるのもいいですね。メイクをもっと楽しみたいなと思いました」と高島さん。「コントラストのある色の組み合わせは緊張感を与えがちで、自分自身もなんとなく緊張してしまうものです。対してワントーンメイク、特に肌になじむピンクやオレンジでまとめたメイクは温かみがあって上品。花びらをまとったような華やかさを醸し出します。しかも失敗しにくく、簡単に“愛され顔”を手に入れることができるのです」と黒田さん。
さらに、高島さんが最近気になっているのが“目力”問題。「年齢とともにアイラインの効果が感じにくくて」と話します。
【以前のメイク】ていねいなベースメイクでマットな質感の“陶器肌”に仕上げ、アイメイクは黒いラインを効かせて、きりっとした強さが宿る目もとに。口紅はベージュ系。全体的にカラーレスなメイクは知的でクールな印象でした。 撮影/レスリー・キー「目の際を引き締めるブラウンの濃淡グラデーションが、目力と優しさの両方を叶えますよ」と黒田さんが選んだのが、今春トレンドのオレンジみを帯びたブラウンのアイシャドウ。おしゃれなうえに温かみのある暖色なので、優しい印象に仕上がります。「また、眉はていねいに存在感を出すように描き、眉まわりの肌をコンシーラーで明るく整えると眉が際立ち、目力の代わりになってくれます」。
「黒のアイラインを引いていないのに、こんなに目力が出るなんて」
こうして完成したのが、微笑みが最高に輝くメイク。頰と唇にのせたソフトピンクもお似合いです。「いつもの私とは違うイメージ! とても新鮮です」と高島さんの笑みがこぼれます。「マットな肌に主張しない色のベージュメイクが定番でしたが、今日は色を使う楽しさを知りました。自然な血色感のチークも肌に透明感が出てきれいですね。自分でも実践してみます」。