いちや
洗練された味とセンスで勝負腰高ですっきりとした形が特徴的な大福は通年のアイテムが5種類。季節のラインナップが加わって6種揃います。
あずきは砂糖で煮て蒸らし、一部取り分けて仕上げに戻す、豆の食感を残したつぶし餡。餅に豆、餡をのせて包む。店名を冠する「いちやの大福」は北海道産のあずきの中でも特に大粒を選りすぐったブランドあずき「豊祝」の餡と、高級和菓子用のもち米として名高い羽二重糯を使った餅の味をストレートに味わっていただきたいと生まれた一品。今は珍しいシンプルなよさが味わえます。
豆大福もこの店ならでは。餅に豆を混ぜず、塩ゆでした豆を重ねて餡を包むため、餅、豆、餡のそれぞれの歯触りや弾力がくっきり主張してきます。
このほかに黒ごまの香り高いごま大福や白い大福を軽く焼いた素焼き大福、あんず大福が通年のラインナップ。春はいちご大福が加わります。
製造責任者の佐藤靖之さん。1.いちやの大福
最近珍しい豆なし大福。大粒で皮が薄く、あくや渋が少なくあずきの香りが強い「豊祝」の粒を残したつぶし餡。1個150円(税別)。
(1)なし
(2)つぶし餡
(3)直径4.5×高さ4センチ
(4)70グラム
2.豆大福
豆を餅に混ぜず、重ねることで豆の存在が際立ち、独特の味わいに。日に何度もできたてが並ぶ。1個160円(税別)。
(1)赤えんどう豆
(2)つぶし餡
(3)直径4×高さ4センチ
(4)70グラム
3.黒ごま大福
黒ごまの香りが立ち、歯触りのいい一品。餅に加えられた少量の砂糖でやわらかさを保つ。1個180円(税別)。
(1)なし
(2)つぶし餡
(3)直径4×高さ4センチ
(4)70グラム
いちや東京都墨田区東向島2-34-10
TEL:03(3612)0724
営業時間:10時~17時、売り切れ次第終了
火曜定休