緊張で声がうわずってしまうのを防ぐ「あごストレッチ」実は、スマホ首の影響も！

【お悩み】緊張すると声がうわずってしまいます

プレゼンなどで人前に立つと極端に緊張し、声がうわずってしまうことも。緊張をほぐしていい声を出す方法を知りたいです。

【回答】あごストレッチで“スマホ首”を改善しましょう

「失敗してはいけない」と思えば思うほど緊張し、声が裏返って恥ずかしい思いをしてしまう、ということも。新入社員や新入生に限らず、「何年たっても慣れず、毎回緊張する」というあがり症の人もいることでしょう。


メンタルボイストレーナーの司 拓也さんの著書『人前であがらず話せる 1分声トレ』によると、あごが前に突き出た「スマホ首」を正しい位置に戻すことで、緊張をほぐして、うわずる声を改善することができるそう。

そこで、スマホ首を解消する「あごストレッチ」をご紹介します。

あごを正しい位置に戻すあごストレッチ

「緊張すると声がうわずる人、ふだんから呼吸が浅い人は、あごを突き出す「スマホ首」がクセになっていませんか？

スマホ首が続くと、あごが前に出ることで、のどがしまって呼吸が浅くなります。また、首の後ろに負担がかかり、呼吸に関係する第一、第二頸椎が機能しなくなるため、呼吸が浅くなって声がうわずったり、息苦しくなったりするのです。

あごストレッチを行うと、あごを正しい位置に戻せます。ストレッチの後は、呼吸が楽になり、声が落ち着いていませんか？　街中でもショーウインドウなどでチェックし、あごが前に出ていたらストレッチするとよいでしょう」（司さん）

この「あごストレッチ」は、緊張するシーンの前に行うのはもちろん、1日に1回ほど行う習慣にするといいそう。「最近、スマホ首になっているかも……」と思う人はぜひ実践してみてください。

「あごストレッチ」を実践！