365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
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ゲストの回答 【お悩み】お刺身をアレンジしたレシピを知りたい
ダイエット中なので、ヘルシーなお刺身をよくいただきます。そのままでもおいしいのですが、アレンジレシピを教えてください。
【回答】野菜を混ぜた「簡単セビーチェ」がおすすめです
ダイエット食材としても手軽でおいしいお刺身。実は、意外なアレンジレシピとしても楽しめます。
今回は料理家・井原裕子さんの著書『ひとり飲みのやせるつまみ』より、お刺身のアレンジレシピである「簡単セビーチェ」と、サイドメニュー「なすの豚巻き焼き」の2品をご紹介します。
簡単セビーチェをメインとしたバランスのいい献立お刺身は野菜と混ぜると、ボリュームも栄養バランスもアップします。
「簡単セビーチェ」は、2cm角に切った好みの刺身を刻んだ野菜とあえ、レモンをきかせて南米料理のセビーチェ風に。野菜の歯ごたえがよく、ビタミンや食物繊維が摂れます。セビーチェはレモンの酸味が決め手です。刺身はまぐろやサーモン、いかなど好みのもので。セロリは葉も使って香りよく仕上げます。
もう1品の「なすの豚巻き焼き」は、お肉を巻いて焼いた温かい一皿。
なすに豚肉をくるくると巻き、油なしで豚肉の脂で焼き、仕上げに甘い香りのパプリカパウダーをふります。またはタイムやオレガノなどのドライハーブでも。
この2品にカマンベールやブリーなど好みのチーズを2切れ(約30g)添えれば、たんぱく質やカルシウムが摂れ、満足感もアップします。
簡単セビーチェ
<材料(1人分)>
・好みの刺身※ 1人分
・パプリカ(赤)1/4個
・セロリ 1/3本
・きゅうり 1/2本
・セロリの葉 少々
・ドレッシング [オリーブ油 大さじ2/レモン汁 大さじ1/塩 小さじ1/3/こしょう 少々]
・レモン(くし形切り) 1切れ
※今回は鯛6切れ、ホタテ4切れを使用。<作り方>
1.パプリカ、セロリ、きゅうりは1cm角に切り、セロリの葉は粗みじん切りにする。
2.ボウルに1を入れて、ドレッシングの材料を順に加えてあえる。
3.刺身は2cm角に切って器に盛り、2を汁ごとのせる。食べるときに混ぜ合わせる。好みでレモンを添え、汁を搾ってもよい。
なすの豚巻き焼き
<材料(1人分)>
・なす 1本
・豚バラ薄切り肉 4枚(50g)
・塩 少々
・パプリカパウダー(あれば) 少々
<作り方>
1.なすはへたを切り落とし、縦4等分に切る。なす1切れに豚肉1枚をくるくると巻きつける。
2.何もひかないフライパンに、1の巻き終わりを下にして入れ、中火で焼く。焼き色がついたら弱めの中火にし、転がしながら3分ほど焼いて塩をふる。
3.器に盛り、パプリカパウダーをふる。
井原裕子/Yuko Ihara
愛知県名古屋市出身。料理家。食生活アドバイザー、ジュニア野菜ソムリエ。米国、英国に約8年間在住した後、料理研究家のアシスタントを約12年間務め独立。雑誌や書籍などのレシピ提案のほか、企業の商品開発、レストランのメニュー開発など、食に関わる幅広い分野で活躍。
http://www.iharayuko.com
イラスト/umao 撮影/西山 航 編集協力/山岸美夕紀
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