専門店に聞きました!着るだけで気分が華やぐ魅惑のコーデ「いま着てほしいうちの逸品」第2回(全10回) きものSalonが頼りにする専門店に聞く、装いの提案企画の第5弾。最終回のテーマはずばり「うちの逸品」。思い入れのある品を厳選、コーディネートしていただきました。専門店の底力をとくとご覧あれ。
前回の記事はこちら>> こだわりの白生地から広がるお洒落
「おしゃれきもの野木纏家(のぎまとや)」
[ここがポイント]
纏うことで価値が生まれるものを日本各地で受け継がれている伝統の技をひとりでも多くのかたに知っていただきたいです。それを身に纏って、新しい感性を注ぎ込むことで、そのかたならではの「逸品」となるのではないでしょうか。丹後ちりめんの産地にある専門店として、着る人と作り手の橋渡しの役割を果たし、もっとお洒落な、着たくなるきものを積極的に提案していきたいです。(女将・野木由子さん)
「おしゃれきもの野木纏家(のぎまとや)」の提案丹後ちりめんの産地にある「おしゃれきもの 野木纏家」さんは、各地からセレクトした商品を提案するとともに、丹後のものづくり発信基地としての役割も担っています。
坂東玉三郎さんの「京丹後特別舞踊公演」の実行委員を務めるご縁で、「玉三郎好みの色」を手がけています。いつぞやの記者会見で「白生地の素晴らしいものは、なかなかなく、5年前に感動して、作ってもらうようになり、うれしくて」と玉三郎さんが語っていたのはこのことか! と興奮気味に伺うと「玉三郎様の色彩の感性と丹後の職人技が織りなす逸品です」と野木さん。纏う愉しみを広げてるため着方教室やおでかけ企画も積極的に行います。
Information
おしゃれきもの 野木纏家
京都府京丹後市大宮町 口大野173
アクセス | 京都丹後鉄道 京丹後大宮駅から徒歩10分、山陰近畿自動車道京丹後大宮ICから車ですぐ |
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TEL | 0772-64-2241 |
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営業時間 | 10時~18時 |
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定休日 | 水曜 |
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専門店に聞きました!着るだけで気分が華やぐ魅惑のコーデ「いま着てほしいうちの逸品」
撮影/伏見早織、西山 航(本誌) 着付け/高橋惠子 伊藤和子 企画・構成・文/古谷尚子
『きものSalon』2021年春夏号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。