医薬品と同様に、化粧品もベース処方が鍵を握る
「これが効かないわけがないから、使わないのはもったいない」と心から思える美容液が登場しました。2001年発売の初代から20年、ピュアビタミンCの可能性を追求し続けてきた「オバジCセラム」です。
「2019年に、極限濃度である25パーセントを配合した美容液を発売し、今までにない反響をいただきましたが、さらに今回のリニューアルで12年研究を進めた“ベース処方”を一新しました」とスキンケア製品開発部部長の高橋京子さん。この処方変更で浸透スピードは3.7倍にアップしたそう。
「有効成分をいかに安定配合し、効かせたい場所に届けるか。製薬会社の医薬品製造技術を土台に、本当に“効く”処方にこだわりました。毛穴、くすみ、ハリ、乾燥小ジワ、きめといったさまざまな肌悩みにマルチに働くピュアビタミンCの効果実感をより早く、最大限感じていただけるはずです」
最新の研究では、ビタミンCに肝斑に関与する情報伝達物質の遺伝子発現を抑制する効果が認められ、肝斑様のシミへのアプローチも期待できるようになりました。毛穴の奥から引き締まるような、ギュギュっとしたハリ感となめらかさ。歴史ある成分の底力をぜひ実感してください。
〔今月の逸品〕ロート製薬
オバジC 25セラム NEO
不可能といわれていたピュアビタミンCを25%配合した大ヒット美容液がリニューアル。とろりとしたテクスチャーが吸いつくように肌に密着し、すぐ引き締まる感覚が魅力。今回浸透力がアップしたことで、素早く活性酸素を除去し、ダメージを蓄積させないサイクルをつくり、肌悩みを寄せつけません。紫外線を浴びる前の朝の使用がおすすめです。12ml 1万円。●お問い合わせ
オバジコール
電話:06(6753)2422
お話を伺ったかた
ロート製薬 スキンケア製品開発部 部長 高橋京子さん 表示価格はすべて税抜きです。
撮影/渡邉宏基 スタイリング/細田宏美
『家庭画報』2021年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。