【病院長インタビュー】“患者ファースト”を支柱に最新・最高の医療を実践「順天堂大学医学部附属順天堂医院」

ここがすごい！
順天堂医院　注目すべき3つのポイント

1．利便性を追求したオンライン診療を実施
外来診療の「3密」を避けるためにオンライン診療を導入。待ち時間の短いウォークスルー検査、処方薬の宅配サービス、医療費後払いクレジットサービスと組み合わせ、患者目線で利便性を追求した結果、利用者から高い評価を得ました。

2．感染症対策にも厳しいJCI認証を取得

2015年、国内の大学病院本院の中で米国の第三者評価認証機関国際部門（JCI）の認証を初めて取得。感染症対策を含め、JCIの厳しい基準をクリアしていることがコロナ禍においても安全な医療を提供するベースとなっています。

3．臨床研究中核病院として治験を推進
日本発の革新的医薬品、医療機器、医療技術の開発を目指し、全国13の医療機関が「臨床研究中核病院」として臨床研究・治験に取り組んでいます。順天堂医院も2020年3月、私立では慶應義塾大学病院に次いで2番目に承認されました。

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名医の素顔にフォーカス

順天堂大学医学部附属順天堂医院 院長
髙橋和久先生

Q 趣味は？

登山とジョギングです。南アルプスの名峰といわれる鳳凰三山が好きで何度も登りました。ジョギングは週1回、5～10キロほど。登山のついでに林道を走ることも。

若い頃は大型バイクにも親しんでいたので、定年後は再びハーレーに乗って旅に出ることを楽しみにしています。

Q 医師を目指した理由は？

開業医だった父の背中を見て育ちました。未知なるものを攻略したいという思いが強く、宇宙工学に惹かれた時期もありましたが、最終的に医学の道でがんの臨床と研究に取り組むことを決めました。

肺がんを専門としたのも難攻不落のがんだったからです。「がんの外科治療が必要のない世の中が一番よい」という父の言葉に導かれて創薬を目指し、患者さんに一日でも早く新薬を届けたいと現在もがんの研究を続けています。

Q 座右の銘は？

「患者ファースト」。どのような状況に置かれても、この視点を持つことで提供する医療の方向性がぶれません。医療人としての使命を共有するうえでも重要なキーワードです。



写真提供／順天堂医院