「わざわざお店に来てくださるお客さまに、おいしいすしをお出しするのは当たり前のこと。さらにサービス、会話、空間など、トータルで楽しんでいただくために心を砕いています」と店主の一栁和弥さん。
握りは口に入れやすく、嚙み込んだときに握りのうまみを十分に感じてもらえるようにと、丈を短く、甲を高くした形を理想とし、手を通して気をも握り込みます。家族揃っての会食に向く、仕切りのあるテーブル席も用意されています。
この日のつまみは手前から、特製ねぎ醬油でいただく気仙沼のかつお、この店の秋の定番“飲むいくら“、対馬ののどぐろの塩焼き。
一栁和弥（いちやなぎ・かずや）
1973年7月11日生まれ。千葉県出身。O型。座右の銘は「日々鍛錬」。
同じことを何日も何年も繰り返すことがなによりも大切なことと考える。高校卒業後、銀座のすし店数軒で修業、今はなきホテル西洋 銀座内の「すし屋 真魚」などを経て2013年6月に「すし家 一栁」を開店。
Information
すし家 一栁（すしや いちやなぎ）
東京都中央区銀座1‒5‒14 銀座コスミオンビル1階
- 料金の目安：昼 握り5000円、8000円、1万2000円、1万5000円。おまかせ1万3000円、1万5000円、1万8000円、2万円。 夜 握り1万円、1万5000円。おまかせ1万5000円、1万8000円、2万円。 要予約 カウンター10席、個室1室（4名）
表示価格はすべて税抜きです。
「家庭画報」2016年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
