形成外科医・今野みどり先生に聞く、多忙な人のリセット術とは？

【お悩み】忙しい時期でも心身を整えたい

多忙な方はどのように心身を整えているのでしょうか？

【回答】週１回のバレエ&女医仲間との早朝散歩でリフレッシュ

東京・南青山の「石井クリニック」で肌トラブルに悩む患者の診療にあたる今野みどり院長。凛とした佇まいと透明感のある美肌の持ち主でいらっしゃいます。スキンケアの秘訣やリフレッシュ術を伺いました。


スキンケアでは、アメリカの皮膚科医オバジ先生の教えを実践

「2014年にアメリカの皮膚科医、ゼイン・オバジ先生の元へ。日本ではまだ一般的ではなかった皮膚生理の基本からそれに基づく最先端の治療までを学び、過剰な皮脂が肌トラブルの原因であることを痛感。

以前は肌の調子が悪くなるとニキビに悩まされていましたが、オバジ先生に出会ってからはトラブルフリーの日々です。そして、ここ６年ほど、フィンギーのローションを愛用しています」（今野先生）

幼少期から親しむクラシックバレエで体調を整える

「クラシックバレエを３歳から中学３年生まで習っていました。三つ子の魂百までも、と言いますが、医師になってからも、週１回から隔週のペースでレッスンへ。

もちろん、忙しいときは休みしますし、疲れた日は腰が重くなりますが、いざレッスンを始めると、やはり楽しい。年々脚が上がらなくなって、頭の中ではココまで上がっているはずなのに、鏡を見るとアレ？ということもありますが（笑）」

早朝散歩で季節の移ろいを堪能

「不定期ですが日曜の早朝には、親しい医師仲間とウォーキングしています。コロナで旅行にも行けないね、なんて会話がきっかけでしたが、外の空気を吸いながら、たわいもない話で盛り上がりリフレッシュしています。

いちばんの収穫は、季節の移ろいを肌で感じられることですね。毎週、同じ時間に同じ場所を歩くと、たった１週間で景色がガラリと変わっていることも。普段の通勤風景でも四季を味わってはいましたが、都心にいながら、ただただ自然の中に身を置く時間を持つ。おすすめです」（今野先生）