進化するホームシアター&音楽のある、夢のライフスタイル拝見「わが家コンサート」のすすめ 第3回(全9回) 今、注目が集まっているのが家庭内のAV環境。質の高い豊富なソフトがオンライン配信などによってわが家でゆったりと贅沢に享受することができるようになっています。音楽と映像を愛する豊かな暮らしを訪ね、わが家を“感動劇場”に変えるヒントを探ります。
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180インチの大画面映像が楽しめるシアター
ーK邸 (東京)
Kさん夫妻は家の新築から13年後、偶然売りに出た隣地を購入し、別棟を建てました。子どもが巣立っても仕事が忙しく、別荘を構えても通う暇がないため、「隣に別荘があれば、いつでも行けると思ったんです」と奥さま。
そこで隣には室内ゴルフ練習場やワインセラーなど、非日常的な空間のみを設けることに決め、母屋を設計した建築家の桑原 聡さんに依頼しました。
ゴルフ練習場から見たシアタールーム。スクリーンはラウンジとの間にある上部の垂れ壁に内蔵。アウトドア家具を配してリゾート感覚を演出。設計/桑原聡建築研究所その後も母屋、別棟ともに改修を繰り返し、一昨年、別棟の地下の一角に新設したのがシアタールーム。地下といっても斜面状の中庭に面し、ゴルフ練習場と一体になった天井の高い大空間は、室内ながら屋外のような趣です。
AVシステムや空調や照明の制御、ロールブラインドの開閉などはすべてタブレット端末で行え、シアタールームとラウンジの間に内蔵されたスクリーンもワンタッチで昇降。
サイズはなんと180インチ。しかも半透明で、ガラス越しにラウンジ側からも左右反転した映像がBGVとして見られます。
一段下がったシアタールーム側からガラス越しにラウンジを見たところ。スピーカーや空調機器はラウンジの床下、AV機器類はラウンジのテレビの下に隠されている。「好きなミュージカルやコンサートの映像を見ながらゴルフの練習ができるし、孫とカラオケも楽しんでいます」と語る奥さま。一度にいくつもの趣味が満喫できる空間は、アクティブな暮らしぶりにはぴったりのようです。
ワインとミュージカルを楽しむ
至福のおうち時間
ラウンジからゴルフ練習場と一体になったシアタールームを見下ろす。右手は斜面状の中庭。天井が高いシアタールームは、室内でありながら屋外のような開放感あふれる大空間。感動のシアタールーム 4つのポイント
K邸ではAV機器ばかりか照明やロールブラインドなど、さまざまな操作がタブレット端末でできるよう、専門業者がオーダーメイドでシステムを構築。まさに夢のような空間です。
〔特集〕進化するホームシアター&音楽のある、夢のライフスタイル拝見「わが家コンサート」のすすめ
撮影/本誌・坂本正行 映像画面写真/ピクスタ(多田信司、ヨウスケ) 取材・文/大山直美 スタイリング協力/山田喜美子
『家庭画報』2021年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。