『数寄の真髄 茶にあそぶ』 潮田洋一郎 著 数寄者・潮田洋一郎氏が一茶庵・佃 一輝宗匠と作り上げる、約束事にとらわれない茶事の数々。重要文化財3点、重要美術品4点を含む愛好家垂涎の名品道具を自在に使いこなす、至福の時間が一冊に。 珠玉の茶事9席を収録 愛好家垂涎の名品茶道具を使いこなした一客一亭を収録しました。通常の茶の湯の規格には合わない空間や道具も楽しむため、ときには煎茶が組み入れられているのも本書の特徴です。 迫力の写真と臨場感 写真はすべて進行する茶事の現場で新規に撮り下ろしたもの。床に掛かる書画や花、濃茶が練られる茶碗、道具を賞玩する主客、道具の細部など、茶席の臨場感が追体験できます。 一客一亭の数寄談議 空間と道具、そして亭主と客の交わりがあって、茶という場は成立します。茶席での主客の話は座談形式でまとめました。思わぬ方向に展開する二人の対話も本書の魅力といえましょう。 B5 変型判 上製 240ページ 定価:6,600円(本体6,000円+税10%) ISBN978-4418219001