365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
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ゲストの一覧 【お悩み】しょぼしょぼした目もとをきりっと見せたい
まぶたのたるんだ目もとはメイクで解消できますか?
【回答】アイメイクは黒と眉がポイントです
回答者/近藤須雅子さん(美容ジャーナリスト)
たるんだまぶた、瞳に力のない目、もったりと勢いのない眼差し……。多くの方にとって、最初に年齢が表れるのが目もとです。
“黒”の不足が要因「要因は目もとのメリハリをつくっていた“黒”の不足。眉が薄くなり、まつげも短く本数が減ってくるので、黒をつくっていた要素が減少します。その結果、目に力がなくなり、ぼんやりしてしまうんですね」とメイクアップ・アーティストの山本浩未さん。
大人の女性にエクステ愛用者が多いのは、まつげを強化することで目もとのしょぼしょぼ感を払拭し、一気に若々しい表情に変身するため。眉が細いと老けて見えるのも、“黒”が不足するためでしょう。
黒のマスカラは必須「まつげが重要なのは、立体的で動きがあることも大きいと思うんです。瞬きをするたびに動くまつげは、イキイキとした3Dのパーツ。
まつげを黒々と際立たせることで自然に目もとをぱっちり大きくアピールできるし、年齢とともに曖昧になっている黒目と白目のコントラストを強調し、目力を強化できます。だから、まず黒のマスカラは必須。それだけで、美人度が倍増します」
根元からしっかりつけるのが理想ですが、むずかしそうだったりドライアイでマスカラがつけにくい人は毛先だけでもいいそう。
「ビューラーで根元から立たせてカールづけしたら、毛先にツヤと色味を補うようにマスカラをちょっとつけるだけでも効果満点ですよ」
もうひとつのポイントは、もちろん眉「眉の重要性はみなさんご存じだし、きちんと描いている方も多いですよね。そこに、もうひと手間、眉マスカラをプラスしてみてください。
描いただけではどうしても立体感がなく、ニュアンスに欠けてしまいがちですが、眉マスカラで毛並みを強調し、勢いを補うことで、“黒メイク”がもっとイキイキとおしゃれに。嫌みなく目力がぐっと上がりますよ」
●山本浩未さんの記事をもっと読む山本浩未さんの「美人メイク」論。使わないと絶対損なアイテムは、カラー下地2021年春夏の新作アイテム
山本浩未さん
広島県出身。ヘア&メイクアップアーティストとして多くの女性誌や広告などで幅広く活躍。「今すぐ実践できるメイクテクニック」を発信するメイクアップの第一人者。
山本浩未さんの「白・黒・赤」メイク:「白」は
こちら>> 「黒」は
こちら>> 「赤」は
こちら>>。
近藤須雅子さん
美容ジャーナリスト。京都生まれ。女性誌・美容誌をはじめ、多数の媒体で美容記事に携わり、35年以上にわたり最前線で活躍。趣味は着物、美術鑑賞など。