根本改善なら手術。手術未満という選択肢も
「上まぶたの治療法」
上まぶたのエイジングを改善する治療法の手術・非手術の例をご紹介します。
目的は見た目や見る機能の回復ですが、自然で左右差のない仕上がりが治療後の満足度を高めるので、医師が心を砕くところです。
1.手術未満の治療で改善したい
【注入治療】
近年注目の治療法。額の筋肉をゆるめまぶたを開けやすくする
眼瞼下垂が進行すると額や眉でまぶたを持ち上げる癖で筋肉の拘縮が加速し、眉上が陥凹したり、眉丘筋が盛り上がるなどの変化が生まれます。
眉上に筋肉を“下支え”するように少量のヒアルロン酸を注入することで額がゆるみ、その結果まぶたが開きやすくなります。たるみ予防にもなり、下の写真のように見た目も改善。
眼輪筋をゆるめるボトックスを目尻側に併用すると、さらにまぶたを持ち上げやすくなる。眉の位置が下がり、やわらかな表情が生まれた。料金:ヒアルロン酸注射 12万円~/ボトックス注射 4万円~
【照射治療】
皮膚に熱を与える照射機器でたるみを引き締めハリを取り戻す
照射機器を用い、熱によって組織を引き締めたり、真皮のコラーゲン産生を促してハリを高めます。
まぶたに照射できる機器で、治療後に赤みや腫れが現れないものなら、翌日に人と会う予定があっても気づかれることなく治療できるのがメリット。ただし、効果は永久的ではないため、軽度のたるみ改善、予防として選択を。
照射後は上まぶたが引き締まり、たるみが軽減。治療後もコラーゲン生成が続き、効果は半年~1年程度。エイジングの予防にもなる。料金:サーマクールアイ 15万円