〔手術〕下まぶたのたるみ
経結膜除脂術(南平台緒方クリニック)
下まぶたの結膜側をレーザーで切開し脂肪を取り出すか位置を下方にずらして膨らみを改善。下まぶたのたるみはメス不使用、レーザーを用いた手術ですっきり改善
目もとの悩みを大きくする症状にバギーアイ(下まぶたのたるみ)があります。大きなふくらみが下垂した状態の改善は下まぶたを切開して脂肪を取り出す方法が知られていましたが、傷跡や仕上がりへの不安から二の足を踏む人が少なくありませんでした。
この治療に炭酸ガスレーザーを用いた手技を発表したのが緒方先生です。
「下まぶたの内側をレーザーで小さく切開。脂肪を取り出しても出血がほとんどなく、傷跡も残らない」という画期的なもの。手術は短時間で、治療後はすっきり若々しく。男性の利用も多い治療法です。
皮膚のハリを保つことがたるみ予防になるため、レチノール導入(1万5000円)を併用するかたが多い。眼窩(がんか)が大きいとできやすいバギーアイ。ダウンタイムも短く、目もとの疲れ感がなくなり好印象に。術後の状態は長く維持できる。南平台緒方クリニック 院長
緒方寿夫先生日本形成外科学会専門医。日本美容外科学会専門医、日本レーザー医学会専門医、医学博士。慶應義塾大学医学部形成外科准教授を経て2012年に開院。まぶたのたるみ治療の研究も多数。●南平台緒方クリニック東京都渋谷区南平台町13-1 サトウビル3階
TEL:03(6277)5375
診療時間:10時~13時、14時30分~18時30分
休診日:水曜・日曜・祝日
料金:経結膜除脂術40万円、初診料3000円~
※完全予約制
〔特集〕見た目の若さだけでなく視界も改善する「目もとの美容医療最前線」(全6回)
表示価格はすべて税抜きです。
撮影/升谷玲子 監修・取材・文/海野由利子
『家庭画報』2021年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。