生産者の顔が見える食材を使うのも山野辺シェフの熱意の表れ。暇を見つけては生産地を訪れることもしばしばです。また、仕込みは必要最小限にとどめ、作り置きをしないフレッシュなおいしさも魅力の一つ。春巻きも、供する直前に具を巻いて揚げています。
その日厨房に届いた素材を前に、お客の好みを聞きながら即興で料理を作るフレキシブルさも山野辺シェフならでは。多くの食通らに愛される所以でしょう。
コースの締めの「あさりとワンタン麺」は、上湯と白湯をブレンドしたスープが、稲庭うどん仕立ての中華麺に程よくからむ。
「中華風の締め鯖」には、黒酢ベースのピリ辛のタレがかかっている。
Information
銀座 やまの辺 江戸中華(ぎんざ やまのべ えどちゅうか)
東京都中央区銀座8-4-21 保坂ビル地下1階
TEL | 03(3569)2520 |
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Lunch | 12時~14時(LO) |
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Dinner | 16時30分~22時(LO) |
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定休日 | 日曜・祝日 |
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- 料金の目安:昼コース1万円。夜コース1万5000円。 写真は夜1万5000円のコースより。アラカルト可(21時以降)。 要予約 全12席 カウンター6席、テーブル6席
表示価格はすべて税抜きです。
「家庭画報」2017年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。