本作は1年、『ブルーアワー〜』は約2週間で撮影。「最初は早く慣れるしかない、自信を持ってやるしかないと思って頑張りました」 本作がなければ、今の自分は存在しないと言い切れる 2019年に公開された『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』はウンギョンさんいわく「原点に立ち戻ることができた」作品。では、本作はウンギョンさんにとって、どんなものになったのでしょう。
「この映画がなかったら、今の自分はいないと言い切れる作品です。そこには、この作品が日本で初めての撮影だったことや、素晴らしい写真家である上田監督の初映画に参加できて自分でも見たことのない自分に出会ったことなど、いろいろな意味がありますし、まだ日本の現場とか日本語に慣れていない若々しい私がここにいます。それを皆さんに紹介したいです。今までの作品とはまた印象の違う、本当に初めての私なので。
この作品がなかったら、その後の作品との出会いもなかったかもしれないですし、今の自分はいないと思います。そう思うくらい自分にとっては記念の映画なので、皆さん劇場に足を運んでいただけるとうれしいです」
シム・ウンギョン/Shim Eun Kyung 俳優
1994年5月31日生まれ、韓国出身。9歳で俳優デビューして以降、多数のドラマや映画に出演。主な出演日本映画に、『新聞記者』、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』などがある。『新聞記者』では、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。坂東巳之助とW主演のミュージカル『消えちゃう病とタイムバンカー The Vanishing Girl & The Time Banker』が5月1日(土)まで上演中。
『椿の庭』 監督・脚本・撮影:上田義彦
出演:富司純子 沈 恩敬(シム・ウンギョン)
田辺誠一 清水綋治
内田淳子 北浦 愛 三浦透子 宇野祥平 松澤 匠 不破万作
張 震(チャン・チェン/特別出演)
鈴木京香
配給:ビターズ・エンド
2021年4月9日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
公式サイト
http://www.bitters.co.jp/tsubaki/ VIDEO
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