365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
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ゲストの一覧 【お悩み】お風呂の後はドライヤーと自然乾燥、どちらがいい?
ドライヤーを使うと髪にダメージを与えてしまいそう。自然乾燥の方が髪にとっては良いのでしょうか?
【回答】自然乾燥はNG。ドライヤーのあて方もポイントです
大人になると現れるエイジング毛は、スタイリング方法にも工夫が必要です。若い頃と同じ方法では“老け見え"してしまう場合も……。
そこで、『私らしいキレイが楽しい大人ヘア』より、人気サロンpizzicato代表のEBINAさんによる“大人のための基本ドライ方法"をピックアップしましょう。
EBINAさんいわく、「日々のスタイリングも若い頃と同じでは、スタイルが決まらず、立ち行かなくなります。まずは基本的な乾かし方から確認していきましょう」とのこと。
少し手間はかかりますが、慣れれば簡単なものばかり。ちょっとしたテクニックでみずみずしい仕上がりになりますよ。
キューティクルを整えるブロー方法は?
1.35歳からは自然乾燥してはダメシャンプー後の髪は、膨潤してキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態です。それなのに自然乾燥させると長時間キューティクルが開いたままになってしまうので、エイジング毛を確実に増長させます。
大人なら、一刻も早く髪を乾かすのが鉄則。まずは、タオルで髪を包んでたたくようにして水分を取り、8〜9割までドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
2.熱風のダメージは、手で感じ取る髪に高熱を加えると、毛髪内部のたんぱく質が変質して傷みます。しかし、髪や頭皮は他の肌ほど温度を感じ取りにくいので、髪の中に手を入れて、手のひらにドライヤーの風をあてるようにして、熱風を回します。
手が熱いと感じたらドライヤーを離し、熱くなければ近づけるというのを繰り返せば、ダメージを防げます。
3.プロに学ぶ、ツヤ出しブロー方法髪のツヤを出すにはブラシを使ってブローし、キューティクルを整える必要があります。ポイントはブラシを入れる角度!
下に向けてブラシを入れても、髪の表面までブラシが通らないので、上に引き上げるように入れることです。表面にブラシが通れば髪はツヤツヤに!
OKNG以上の3つのポイントを守って、ぜひ若々しいヘアを保ってくださいね。
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“私らしさ"を楽しむためのヘアスタイルのヒントや、エイジングと正しく向き合う方法を紹介。洗練された旬のスタイルを見つけられるヘアカタログ。
イラスト/umao 撮影/久保田彩子、伏見早織、武蔵俊介 編集協力/山岸美夕紀
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