365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
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ゲストの一覧 【お悩み】パソコン作業を長く続けると頭痛になりがちです
仕事柄パソコン作業が多いのですが、長時間続けると目が疲れて頭痛がしてきます。上手なケアの方法を教えてください。
【回答】酷使しがちな目を、6つの方法でケアしましょう
長時間デジタル機器に接する現代女性の生活も、目の負担を大きくしているといいます。目が疲れると、目の周辺や首・肩のこりにつながり、頭痛の原因にも。目が疲れた際には早めのケアが大切です。
書籍『頭痛女子バイブル』より、目をケアする6つのポイントを抜粋しましょう。
1.パソコンや携帯電話は無理のない姿勢で画面を見るときは、首や背筋を伸ばして適度な距離を保って。特に携帯電話は目に近づけすぎてしまいがち。意識して離し、見る時間も短めに。
2.強すぎるコンタクトやメガネの度を調整度が強すぎても弱すぎても、目に負担がかかるので注意。定期的に検査を受けて調整して。特に見えすぎは、頭痛の原因になる場合も。
3.疲れたら目をあたためる目が疲れたら、横になって蒸しタオルなどを目の上にのせてしばらく休んで。血行がよくなり疲れも改善。ただし、片頭痛のときにあたためるのはNG。
4.遠くを見るパソコン、読書、テレビなど近くのものばかり見るのは目を酷使していること。1時間に1回は外の風景など遠くを見て、目を休ませてあげて。
5.こまめにまぶたを閉じる何かに集中すると、自然とまばたきが減るもの。するとドライアイになり目の疲労に。ときどき目を1〜2分閉じるだけで、かなり疲れが改善。
6.ときには目薬をドライアイや疲れでの充血など、軽い症状なら市販の目薬も効果的。選ぶときは「涙成分に近い」もので、防腐剤の入っていないものを。
+α サングラスとストールをバッグにまぶしい光が頭痛を起こすこともあるので、日差しの強い日はサングラスを着用すると良いそう。
また、急激な温度変化でも頭痛になることがあるため、室内と室外で体が極端な温度差を感じないような対策が必要です。クーラー対策として、サッと羽織れるストールやスカーフを持ち歩きましょう。
五十嵐 久佳/Hisaka Igarashi
頭痛専門医として患者の話を丁寧に聞き、一人ひとりの症状に合った治療、服薬指導を行う。日本頭痛学会の理事を務めながら、頭痛専門医の育成、頭痛医療の研究と成果を国内外に発信している。
イラスト/umao 編集協力/山岸美夕紀
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