本館の「ラ・ヴィッラ」でのある日のランチ。エビとアボカド、トマトをたっぷり添えたキヌアなど、ヘルシーな食事を楽しむ。豊かな大地の実りを堪能する自慢の美食
オープン当初から、ランダーナ・リゾートの重要なコンセプトとなっているのが食。伝統的にトスカーナは、シンプルに食材の持ち味を生かす料理で知られます。滞在するお客様も、旅の目的に美食を掲げる人がほとんど。そんな食通のゲストのリクエストに応えるべく、フランス料理界の巨匠アラン・デュカスが10年にわたってレストランを監修してきました。そして、2016年からはミシュラン二つ星を持つミラノのレストランのオーナーシェフ、エンリコ・バルトリーニを食の部門の責任者に招き、別棟のレストランをリニューアルオープン。その「ラ・トラットリア・エンリコ・バルトリーニ」は、即座にミシュランの一つ星を獲得、“美食のランダーナ”のイメージをますます不動のものとしました。
ラ・トラットリアが信条とするのは“コンテンポラリー・クラシック”。伝統料理を、現代的な解釈で新たに構築するスタイルです。素材本来の味を高い技術で引き出し、時に変化させ、軽やかでいながら記憶に残る味わいを作り出します。
また、ランダーナ本館には、朝食、ランチ、ディナーを供すダイニング「ラ・ヴィッラ」もあり、ラ・トラットリアと同じシェフとスタッフによる、ヘルシーで滋味深いトスカーナ料理が味わえます。
左/「ラ・トラットリア・エンリコ・バルトリーニ」でのディナーのアミューズ、アーティチョークのチップス。サクサクと軽い食感にチーズクリームがよく合う。 右/ラ・トラットリアでのディナーメニューより、乳飲み仔豚のキャラメリゼ。