また、14日に「木星の魚座入り」という、世相を少し変えていきそうなトピックがあります。同時に木星は太陽とハードな角度
※2を取ります。
ここ(2021年5月14日)から2021年7月28日まで木星が水瓶座から次の「魚座」にいったん入ります。本格的に木星が魚座へ入るのは2022年なので、この時期は「2022年の予告編」がくると思うといいかもしれません。
「最先端」とか「コンセプト」とか“先取り感”が強かった水瓶座の木星に対し、魚座の木星はもう少し「ナチュラルに新しい生き方や愛し方を求める」ような風潮に変わっていく気がします。
また、流れに乗れている人、乗れていない人の差が強く出がちだった世相も、このタイミングで若干見直され「一部の人たちだけが勝つような社会」ではなく、「流れに乗りそびれた人たちにもちゃんと優しくあるような社会」、もしくは“そうじゃなきゃ正しくない!”と思うような心理に誰もがなるのかもしれません。
例えば、一部の企業に流れる助成金や給付金をもっとみんなに公平に行き渡るようなものにしていかないといけない。つまり「差別のない」方向へ宇宙のエネルギーが動いてくれるかもしれないってわけです。
5月の後半は、まず21日に太陽が双子座に入り、魚座の木星とハードな角度
※2を取ります。同時に、双子座にある水星も魚座にある海王星とハードな角度を取ります。
“もはやそこを頑張っても仕方なくない?”的な心理に、それぞれのシーンで、それぞれの人が陥るようなことが多くなる星の配置です。
「未来が見えないこと」に力を使う、「何も生み出さないとわかって」いながら続ける。
例えば、中止になりそうなイベントの準備をまだ止めることができない、とか。別れることは決まっているのだけれど、食い下がる、もしくは食い下がられる、とか。スローガンやコンセプトに沿って頑張ってきたことに陰りを感じる、良い言い方をすればそれ以外でも別にいいんじゃないかと思えるようなゆとりが生まれる。
また23日には土星が逆行
※3し、25日には改めて天王星とハードな角度
※2を取ります。この星の配置は2021年2月6日頃にもあり、その頃はちょうど2回目の緊急事態宣言が延長された頃でした。
この時期は、「今後の方針や在り方を再び考えさせられる」ようなことが多くなる気がします。いきなりそう思わせられることが起こるのかもしれないし、改めて本気で考えさせられる形で訪れるかもしれません。
“今までも良くなってると思うことは少なかったが、やっぱりダメか”と思う。つまり、“何となく元通りに戻ると思っていた”、あるいは“戻そうと頑張っていた”ことが、結局無意味で、今度こそ本気で新たな生き方を考えなきゃ、みたいな気持ちになるかもしれないってわけです。