1755年創業の老舗呉服店「銀座越後屋」の8代目を父に持ち、銀座の街づくりにも関わる永井真未さん。
手土産を選ぶ際も、必ず銀座のものにするといいます。街の象徴でもある和光の手土産は、ここぞというときに用いることが多いそう。
しっとりとして弾力のある焼き上がり。「手土産はお相手の家族構成を考えて選びます」と話す永井さんは、1児の母でもある。ご家庭でカステラをいただくときは、お子さんは牛乳と、大人はコーヒーとともに。この「銀座かすてら」は、コクのある鶏卵と和三盆、純度約99パーセントの氷砂糖に加えて、街と自然の共生を目指して開始された「銀座ミツバチプロジェクト」のはちみつを使用しており、上品な甘みとすっきりとした後味が魅力です。
「和光さんの商品はどれも上質な材料で作られているので、安心してお渡しできます」と話す永井さん。
「格調高い木箱に親しみのあるカステラが入ったバランスがいいですね」と永井さん。1箱12切れ入り。銀座かすてら3240円/和光また、食べやすくカットされている思いやりも嬉しいポイントです。小ぶりなサイズながらもしっかりと満足感があり、子どもから大人まで、どんなかたにも喜ばれる優秀な一品です。
永井真未(ながい・まみ)さん
会社員生活を経て、2010年に弟が9代目を務める「銀座越後屋」へ。本業の傍ら、銀座の魅力の発信や、さらなる活性化を目指す活動にも携わる。 表示価格はすべて税込みです。
撮影/本誌・西山 航
『家庭画報』2021年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。