スキンケアとメイクで明るく、心地よく「もう一度、バラ色の美肌に」 第3回(全7回) 「バラ色」のイメージは優しさや幸福感。女性をより魅力的に見せてくれる魔法の色です。また、肌におけるバラ色は澄んだ透明感と健康的な血色感から生まれるもので、私たち成熟世代が求める内側から生き生きと輝く美しさの象徴でもあります。バラ色を引き出すスキンケアとバラ色ニュアンスのメイクで、幸福オーラを放つ美しさを手に入れましょう。
前回の記事はこちら>> 【ベースメイク】
ピンクの下地とファンデで自然な血色感を演出
ブラウス5万2800円/パクイート(チェルキ) ピアス7万4800円、リング26万4000円/ともにヴァンドーム青山(ヴァンドーム青山本店)「バラ色のニュアンスが柔らかな透明感と幸福感を肌に宿します」── 黒田啓蔵さん
バラ色の肌づくりを成功させるポイントはピンクの“さじ加減”。
「ひと昔前のきものメイクのようにならないよう、ほのかに感じさせる程度に」とヘア&メイクアップ アーティストの黒田啓蔵さん。
「コツは下地の段階でくすみを払い、肌をトーンアップさせること」。
水彩絵の具のようにみずみずしく発色する淡いピンクの下地を使えば、肌そのものがバラ色を帯びているような印象を演出できます。
ファンデーションは素肌から離れない程度のピンク系カラーを選択。バラ色肌の真髄である“透明感”を意識して、ごく少量を頰を中心に塗り広げます。
次にファンデーションと同色か、やや明るめのコンシーラーで悩みカバーとハイライトを。
「肌に立体感を与え、アイメイクに頼らなくても目力が得られるテクニックです。くまが目立つ場合は濃い色で整えてから明るめの色を重ねる方法が効果的です」。
仕上げのパウダーは艶を抑えたいTゾーンや小鼻まわりを中心に仕上げます。
メイク方法を、下のフォトギャラリーで詳しく見ていきましょう。 〔特集〕スキンケアとメイクで明るく、心地よく「もう一度、バラ色の美肌に」(全7回)
表示価格はすべて税込みです。
撮影/富田眞光〈vale.〉(人物)、渡邉宏基(静物) スタイリング/松田綾子〈オフィス・ドゥーエ〉(人物)、細田宏美(静物) ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉 モデル/松田珠希 取材・文/佐藤由喜美
『家庭画報』2021年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。