スキンケアとメイクで明るく、心地よく「もう一度、バラ色の美肌に」 第4回(全7回) 「バラ色」のイメージは優しさや幸福感。女性をより魅力的に見せてくれる魔法の色です。また、肌におけるバラ色は澄んだ透明感と健康的な血色感から生まれるもので、私たち成熟世代が求める内側から生き生きと輝く美しさの象徴でもあります。バラ色を引き出すスキンケアとバラ色ニュアンスのメイクで、幸福オーラを放つ美しさを手に入れましょう。
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本来あるべき赤みを補って透明美肌を際立てる
ネックレス38万5000円、イヤリング22万円、リング49万5000円/すべてアジュテ ア ケイ(京屋) ブラウス/スタイリスト私物「紅潮チークと花びら色のリップが笑顔をいっそう輝かせます」── 黒田啓蔵さん
「まずチークが重要です。バラ色の肌印象を際立たせるのに欠かせません。肌に溶け込むバラ色のチークを使い、紅潮したような頰を演出します」とヘア&メイクアップ アーティストの黒田啓蔵さん。
隠しテクニックとして、チークの前に、ベースメイクで使ったピンク下地をもう一度頰に塗っておくと、よりバラ色感が増します。
口紅はピンクやコーラルなど唇本来の赤みの延長線上にあるような柔らかい色を。
「赤みの強い口紅や逆に赤みのないベージュ口紅は、バラ色肌の魅力を半減させてしまいます」。
輪郭は取らずに、スティックのままじか塗りし、さらに指でなじませて唇そのものが色づいているように染め上げます。
「仕上げに軽くティッシュオフしておくと、マスクにつきにくくなります。マスクを外したときは唇の中央に口紅を少し塗り足してもいいでしょう」
メイク方法を、下のフォトギャラリーで詳しく見ていきましょう。 〔特集〕スキンケアとメイクで明るく、心地よく「もう一度、バラ色の美肌に」(全7回)
表示価格はすべて税込みです。
撮影/富田眞光〈vale.〉(人物)、渡邉宏基(静物) スタイリング/松田綾子〈オフィス・ドゥーエ〉(人物)、細田宏美(静物) ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉 モデル/松田珠希 取材・文/佐藤由喜美
『家庭画報』2021年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。