卓越したセンスでパリ社交界でも名高いヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが手掛けるディオールのファイン ジュエリーの特徴の一つが、心浮き立つユニークなデザインと色遣いです。「本物であるからこそ面白くなくてはならない」と語る彼女。「私のジュエリーの原体験は、幼い頃小さな手にはめた、祖母の指輪。当時の印象そのままに、思いきりボリュームがあったり、強い色だったり…。存在感があって心ときめく作品を創りたいの」。
宝飾界の常識やルールにとらわれず、ムッシュ・ディオールが愛した花やリボン、ハートといったロマンティックなモチーフを、遊び心に満ちた大人のためのハイジュエリーにアレンジ。キャンディのように鮮やかでポップなアクアマリンに精緻なエナメル細工を添えた写真の“ディオレッラ”のリングも、身につける女性はもちろん、目にしたすべての人を楽しい気分にさせてくれます。
一方で素材の品質や職人の技術に対しては、厳しく、確かな眼で管理。クオリティの高さに対するこだわりも持ち続けています。贅沢を肌で感じながら育ったヴィクトワールならではの大胆かつラグジュアリーなデザインは、まさにジュエリーの“ニュー ルック”なのです。