樋口さん、福森さんが提案!アワビ三昧のシンプルレシピ
樋口さんと福森さんの料理の競演から、シンプルでおいしい至極のアワビ料理が次々と生まれる。数多ある貝の中でも、アワビはさまざまな料理で重宝する“懐の深い”素材。樋口さんと福森さんに家庭でも手軽にできるレシピを教わりました。
樋口さんが提案する「アワビのサラダ仕立て ラビゴットソース」は、まさに旬のアワビを味わうための夏のサラダ。柔らかなアワビのむっちり繊細な食感を大切に、贅沢に厚切りにして存在感のあるおいしさを楽しみます。
福森さんは土鍋で炊く、「のっけアワビご飯」を。熱々のご飯の上で程よく蒸された半生のアワビはコリコリとした爽やかな歯ごたえ。じんわりうまみがしみ込んだおこげもご馳走です。
樋口さんレシピ
アワビのサラダ仕立てラビゴットソース
※分量はおよそ2~3人分●作り方
下準備を済ませたアワビ(
3ページ参照)1個を幅1センチにスライス。好みの生野菜や蒸し野菜と一緒に盛り合わせて、彩りも美しいサラダに。ハーブ適量、水にさらしたみじん切りの玉ねぎ1/2個、ケイパー大さじ3、ワインビネガー100cc、オリーブオイル300cc、塩・こしょう各少々をミキサーでなめらかになるまで攪拌して作る、鮮やかなラビゴットソースを添えて。
福森さんレシピ
のっけアワビご飯
●作り方土鍋に洗米2合と同量の水、酒大さじ2、醤油・塩各小さじ1、昆布10×10センチを入れ、最低2時間浸水させておく。昆布の上にアワビの肝1個分をのせて炊き上げ、昆布は取り出し、肝は適当に切って戻す。仕上げに薄切りにした生アワビ1個分をご飯にのせ、全体をざっくり混ぜてから器に盛る。箸休めに、うどの梅肉あえを添える。