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三重県ゆかりの女性料理人が考案。おうちで旬を楽しむ「アワビ三昧のシンプルレシピ」

2021.05.18

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福森さんレシピ・さっと火入れした半生のおいしさは最高!


「活けアワビの豪快な食感と豊かな風味を生かした料理は、おもてなしにもぴったりです」と福森さん。

アワビやアスパラガスにゆっくりじんわり火が入ることで甘みが増す、土鍋で作る「アヒージョ」や、組み合わせの妙が光る「アワビと筍の春巻き」は、自由闊達な料理で魅せる福森さんの真骨頂。カリッと香ばしく揚がった春巻きには、アワビの肝を丁寧に裏ごしして、醬油で味をととのえたソースをたっぷりつけていただきます。

アワビのアヒージョ


地元の女性料理人が案内するアワビの聖地・伊勢志摩

●作り方
土鍋に鷹の爪1本、潰したにんにく2片、皮をむいて食べやすい大きさに切ったグリーンアスパラガス、ホワイトアスパラガス各1本、生のままぶつ切りにしたアワビ1個を入れて、オリーブオイルを適量注ぐ。弱火にかけ、ぐつぐつ沸いてきたらトーストしたパンにのせて食べる。

アワビと筍の春巻き


地元の女性料理人が案内するアワビの聖地・伊勢志摩
●作り方
斜めに2等分した春巻きの皮の上に、生のまま厚さ1センチにスライスし、食べやすいように切り込みを入れたアワビとゆでた筍のスライス各1枚、木の芽1~3枚をのせて包み、太白ごま油適量でこんがり色よく揚げる。アワビの肝を裏ごしして、だし醬油適量でのばした肝ソースを添える。




アワビの下準備の仕方(2)


塩で磨いて木べらではずす

生で食べる場合は、歯ブラシに粗塩をつけて表面の黒い部分を磨き、水できれいに洗い流す。

地元の女性料理人が案内するアワビの聖地・伊勢志摩

殻の薄い方から、木べらを身の底に少しずつ差し込むようにして、そっと身をはずす。裏返して肝をはがし、口の硬い部分はV字に切り取る。

地元の女性料理人が案内するアワビの聖地・伊勢志摩

Information

活けアワビのお取り寄せ
丸義商店

  • 伊勢志摩の近海天然物を厳選して扱う鮮魚店。 ※天候や時期でアワビの取り扱いがない場合もあります。
撮影/阿部 浩 取材・文/瀬川 慧 取材協力/三重県 志摩観光ホテル ※土樂窯の「土」の正しい表記は土に点がつきます。
『家庭画報』2021年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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