ジョニー楓の「運気予報」 惑星の配置や動きを読み解くことで、運気は天気と同じように「予報」することができます。ジョニー楓さんが毎月の運勢をお知らせ。決断の時期や気をつけたいことなど、あなたの「今日」にお役立てください。
記事一覧へ>> 2021年5月の全体運はこちらから2021年5月14日
~木星が魚座入り~
――この時期はどんな流れになるのでしょう。ジョニー楓さん:5月14日に木星が「水瓶座」から「魚座」へ移ります。
※木星が魚座へ移るのは2021年5月14日から7月28日まで。「“風”で集めた情報を統合し、自分を編成して行く」。つまりここから約2か月弱の間、一時的に風の星座の「水瓶座」の土壌から切り離され、水の星座の「魚座」にステージが移っていきます。
社会から遊離した“水瓶座的なネットワークや繋がり”は、「信頼感や約束」を必要とします。
通常の社会なら意思の疎通ができていなくても、物質的な関わり方がきちんとできていれば、なんとか関係は成り立ちます。例えばお金を払ってやってもらうとか。
しかし、その「物質的なこと」がさほど意味を成さなくなりそうな昨今、それに代わる「人間と人間の繋がり方」を模索する必要がありました。共鳴とか共時性(“なんとかしなきゃ”という共通の思い)を強く打ち出したコンセプトのセミナーやコミュニティなんかがそれの象徴的な形だといえます。
企業に属さなくても、仲間同士で力を合わせて成り立たせていくような、つまり“物質的(お金)なこと以外での繋がり”に重きを置くような新しい付き合い方を大事にする傾向に、風潮的にも傾きつつあったということになります。
しかし、ここに来て今度はそこに比重を置きすぎたことで、“最新の考えでいなきゃいけないような緊張感”、あるいは“最新に対する依存が生じてきたような感”も否めません。
例えば、マシーンやOS、またSNSなどは常に最新でなければいけないように、いつの間にか新しいことがすべてで、ちょっとでも古くなると価値がなくなるような。
結局は流行に支配されているような感じがしたし、新しいってことだけで安心する、新しさへの依存のような感じもします。
気づけば、“仲間たちと繋がる”共鳴や約束は最先端とか先鋭とか、何かと「新しさ」に支配されがちで、どれも時間の経過と共に目減りして行くようなものがほとんどだった気がします。