スキンケアとメイクで明るく、心地よく「もう一度、バラ色の美肌に」 最終回(全7回) 「バラ色」のイメージは優しさや幸福感。女性をより魅力的に見せてくれる魔法の色です。また、肌におけるバラ色は澄んだ透明感と健康的な血色感から生まれるもので、私たち成熟世代が求める内側から生き生きと輝く美しさの象徴でもあります。バラ色を引き出すスキンケアとバラ色ニュアンスのメイクで、幸福オーラを放つ美しさを手に入れましょう。
前回の記事はこちら>> 【スキンケア】
ホットタオルで“巡り”のよい上気肌に
温めて、拭いて、流す。3ステップで即バラ色に
血行がよくなる、化粧水や美容液がぐんぐん浸透する、化粧ののりがアップする、といいことずくめのホットタオル。
その美容効果をさらに高めたのが、ヘア&メイクアップ アーティスト山本浩未さん流“スチーム洗顔”です。
準備するものは50度のお湯とハンドタオル。
「沸騰したお湯に同量の水を加えれば50度になるので、温度計は不要。ロール状に巻いたタオルにかけて絞ります。濡らしたタオルを電子レンジでチンすると熱くなりすぎますが、この方法なら扱いやすく、肌にも適温」と山本さん。
お湯にアロマエッセンスを加えれば、心地よさも倍増です。
「じんわりとした温もりで、気持ちも肌も晴れやかに。スキンケアの効果も上がります」── 山本浩未さん
方法は(1)手のひらで圧を与えながら温める。これを2回。(2)目や口のまわり、小鼻を拭いて、汚れや皮脂を取り除く。(3)美容や健康にいいツボが集まる耳まわりを刺激してから、デコルテへと流す。
「3分で終わる手軽なお手入れで、お風呂上がりのような上気肌に。化粧水をつける前に美容オイルを1滴のばすと、肌艶がアップしますよ」
〔特集〕スキンケアとメイクで明るく、心地よく「もう一度、バラ色の美肌に」(全7回)
表示価格はすべて税込みです。
撮影/富田眞光〈vale.〉(人物)、渡邉宏基(静物) スタイリング/松田綾子〈オフィス・ドゥーエ〉(人物)、細田宏美(静物) ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉 モデル/松田珠希 取材・文/佐藤由喜美
『家庭画報』2021年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。