【2021年下半期】鏡リュウジの12星座占い 価値観やライフスタイルが大きな変化のときを迎えている今、西洋占星術の第一人者として知られる鏡リュウジさんから時代の風に乗り、よりよい毎日を送るためのヒントをお届けします。
12星座総括「『風の時代』の幸せの波に乗る」はこちら 【蠍座(10/24〜11/22)】
噓を見抜く力を活かし、大切な人やものに囲まれ過ごす
遊び心を大切に公私を問わず楽しんで
探究心があり、人の心の機微を察する力にも優れている蠍座。何かに集中して取り組むことで実力をつけ、才能を発揮できる星座です。
一方で人の言葉の裏に気づいてしまうため、人知れず傷ついてしまうこともあるでしょう。しかし、その洞察力は本物を見抜く力であるともいえます。
噓偽りのない人、素晴らしい技術、隠れた真実に気づき、そうした宝物のような人やものに囲まれ、幸せに生きていけるはずです。
そんな蠍座の2021年下半期は、楽しいレジャー運の高まりからスタートするでしょう。気持ちが明るくなり、前向きになれそうです。ただ、責任を負う場面も多く、遊んでばかりもいられないのが残念なところ。
あなたを頼り、支えとする人が周囲にたくさんいます。どうしても頑張らなくてはいけないときですが、だからこそ無理をして燃え尽きてしまわないよう、自分自身のための時間もしっかりと確保してください。
人の手を借りようと思う前に、エネルギーダウンを起こす恐れがあります。「まだ頑張れる」と思うのは、もう疲れが出てきているサイン。
何も考えずにお茶を飲んだのはいつか、思い出せなければ助けを求めるべきです。早め早めに心身のケアをすると元気でいられます。
人のため、自分のため、どちらも大事に
何か楽しみたいという気持ちが強まる7月。仕事などが忙しく思いのままにならない運気ですが、短時間でできる遊びを見つけ出し、隙をみて楽しみましょう。
8月は仲間に恵まれ、仕事にも突き進めるときです。困ったときは信頼できる人に相談し一人で抱え込まないように気をつけて。
9月は幸運に恵まれるものの、小さなミスに落ち込みがち。対策を考えたら、反省は終わり。気を取り直して前を向きましょう。
10月は理解者が現れます。あなたも困っている人に寄り添い支えとなってあげて。
11月はチャンス期。物事に挑戦すればするほど運が向いてきます。どんなことにも大胆に。
12月は物質運が好調。欲しいものを手に入れやすいとき。年末のセールは要チェックです。
2021年後半
蠍座のキーワード
〔ラッキーカラー〕
ミルキーホワイト
〔ラッキーアイテム〕
果実酒
〔旅に出るなら〕
お城が見えるところ
〔金運〕
無駄づかいが減り、意識しなくても節約できそう。ふと気がつくとまとまった財産が手元に残っているかもしれません。あなたにとってステイホームは金運アップにつながります。働き方や生き方を見直すと金銭感覚も変化しそうです。
〔健康運〕
家でじっとしているよりも、軽い運動を楽しんで。いつでも動くことができるようなファッションに身を包んでいると吉。秋になると心労がたまりやすくなるかもしれません。自分を癒やしてあげることを心がけましょう。
〔家族運〕
ポジティブな気持ちで家族と向き合うことができます。家庭生活の中でこそ心からリラックスすることができるでしょう。ただし「親しき仲にも礼儀あり」です。パートナーや家族に対してもマナーや気づかいは大切にしてください。
〔特集〕【2021年下半期】鏡リュウジの12星座占い
鏡リュウジ(かがみ・りゅうじ)
心理占星術研究家・翻訳家。国際基督教大学大学院修了。占星術の心理学的アプローチを日本に紹介、占星術の歴史にも造詣が深い。『鏡リュウジの占星術の教科書』(原書房)のほか、著書、訳書多数。
文/鏡リュウジ、説話社 イラスト/飯嶌玲子 構成/清水井朋子
『家庭画報』2021年7月号 別冊付録「2021年下半期 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。