暮らしを楽しみながらチャリティを
英語教室だけでなく、日々の暮らしのなかでも「さりげないチャリティ」を実践している小板橋さん。
販売額が「子どもの虐待防止センター」への寄付になる古い帯から手作りされたトートバッグやカンボジアの子供たちが安全に暮らせる世界を目指す「かものはしプロジェクト」のコースター、知的障害の方のアート制作を支援する「ヘラルボニー」のアートなど、さまざまな世界のさまざまなグッズと共に過ごしています。
「どれも作品やアイテム自体が素敵だったから、まず惹かれたんです。自分が好きなものだからこそ、ちゃんと使って楽しめる。そして自信を持って、プレゼントにもできる。差し上げるときに、このグッズにはこんな応援したいストーリーがあるのよ、とお伝えするとお話も広がりますよね。結果として、寄付やチャリティという形になっている……という感じでしょうか」
チャリティやボランティアを長く続けていくことができるのは、そんな自然なスタンスだから。
「最近、長坂さんを通じて、電力を使うだけでチャリティができるという“ハチドリ電力”に出会いました。時代につれて、チャリティのスタイルも多彩になっていくのも楽しいですね」
(左から)知的障害のある方のアートに適正な対価を払うことを目指し、2021年春には岩手県盛岡市に常設ギャラリーもオープンした「ヘラルボニー」のハンカチアート。100%ペットボトル再使用の素材から生まれたTシャツはスペインのエコアルフのもの。南アジア地域支援のシャプラニールという団体には本の寄付などで支援。そこで作られたチャイもお気に入りです。 Information
長坂真護展
「超越/Still A Black Star」
- 大丸東京店で2021年7月14日~27日まで開催。 "世界平和"を象徴する月のシリーズから、左が「世界平和の空気清浄器"満月"」、右が「COUNT ON THE UNIVERSE」。
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