2021年、「風の時代」を豊かに生きる Tomoko 数秘術 第2回(全4回)人類最古の叡智といわれる数秘術を、現代に向けて再解釈した、ポジティブなメッセージが評判を呼ぶ、数秘家Tomokoさん。2021年の社会サイクル数「5」が教えてくれる、風の時代を“自分らしく生きる”ヒントを、詳しくお伝えします。
前回の記事はこちら>> 5と風で開運!龍田大社(たつたたいしゃ)
5=不動心と風のパワーで運気を上げる、風の神様をお祀りする龍田大社陰陽五行では「風の神様」は木の氣にあたるため、木偏に風と書く楓にちなんだ「八重楓」を神紋として、境内の四方八方は清々しい氣で満たされている。悠久の風の流れとつながり地に足をつけて過ごす
「龍田大社」の「風の神様」とは天と地の間にある大気、生気、風力を司る神のこと。創建は約2100年前、第10代・崇神天皇の御代に遡ります。国内に凶作や疫病が流行するなか、天皇が夢で大神様から受けたご神託どおりに現在の地にお社を造営すると作物は豊作となり、疫病も退散したといわれています。
龍田大社では、新しい風の時代の波に乗るには、波を起こすものこそ風であり、その風には2つの風があることに気づくことが必要だといいます。
ひとつは身近に感じる風。もうひとつは遙か悠久より続く風。この太古の風は、宇宙の神々の存在を感じさせ、先人の智慧を受け継ぎ守る「やまと心」を指すそうです。「風の神様」が、これからの時代、森羅万象への畏怖と先人への尊敬の念をもって、日本人としての誇りを忘れずに地に足をつけて生きることの大切さを教えてくれます。
千早振る 神代もきかす 龍田川
からくれないに 水くくるとは
─在原業平朝臣(『古今和歌集』第294番)フォトギャラリーを見る Information
龍田大社(たつたたいしゃ)
奈良県生駒郡三郷町立野南1-29-1
- 授与所受け付け(9時~17時、ご祈祷受け付けは16時まで)
Tomoko(ともこ)
数秘家・ライフコーチ。豊富な海外生活から得た国際感覚をもとにしたTomoko数秘術を提唱。数秘の智慧を生活に生かし、本来の自分に戻るヒントを「知る・観る・創る」観点から伝えている。数秘家として数多くの個人セッションを行い、カルチャースクールではコミュニケーション講座や数秘術講座の講師を務める。セブンアカデミーでは毎回満席の人気講座となっている。
〔特集〕2021年、「風の時代」を豊かに生きる Tomoko 数秘術
01
風の時代を自分らしく生きるヒント02
風の神様をお祀りする「龍田大社」へ
この特集の掲載号
『家庭画報』2021年7月号
監修/Tomoko 取材・文/小倉理加 イラスト/浜野 史
『家庭画報』2021年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。