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伝説の家政婦 タサン志麻さん「ラタトゥイユ」のレシピ。自分好みにアレンジも!

2021.06.25

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ラタトゥイユ


■材料(3〜4人分)
ラタトゥイユの材料

玉ねぎ 1個


パプリカ(赤・黄) 各1個

なす 2本

ズッキーニ 1本

トマトの水煮(ダイスカット。缶詰) 1缶(400グラム)

塩・こしょう 各適量

オリーブ油 大さじ2

ローリエ(あれば) 1枚

タイム(あれば) 2~3本

■作り方

1.玉ねぎを切って炒める

玉ねぎは4等分のくし形に切り、外側、内側、中心に分け、外側は3等分、内側は2等分する。フライパンにオリーブ油、玉ねぎ、塩ひとつまみを入れ、弱火にかけて炒め始める。

玉ねぎ
玉ねぎは切り方によって大きさがばらつき、火の通りにむらが出やすいため同じ大きさにえます。

2.炒める

パプリカは玉ねぎと同じ大きさに切って塩ひとつまみとともに1に加え、弱めの中火にして軽く炒める。なすとズッキーニは皮を縞目にむいて1センチ厚さの輪切りにし、切った順に加えてそのつど塩ひとつまみをふって炒める。

炒める
玉ねぎがしっとりと汗をかいた状態になるまで炒めます。

3.トマトと水を加える

トマトの水煮を加え、空いた缶に水を半分(約200ml。分量外)入れて加える。全体に混ぜてローリエ、タイムを加える。

トマトと水を加える
缶のサイズが約400mlなので、半分まで水を入れると計量カップ代わりに。缶に残ったトマトもきれいに使いきれます。

4.煮込む

ふたをずらしてのせ、軽く沸いたら弱火にして約30分煮込む。水分が飛んで野菜とトマトがなじんだら、味をみて塩・こしょう(こしょうはお好みで)でととのえる。

煮込む
野菜のフレッシュ感を残したければ煮込み時間を減らし、濃縮された味わいにしたければ増やしてください。

小さく切ってより濃厚な味わいに


小さく切ってより濃厚な味わいに

トマトの「酸」とオリーブ油の「油」をドレッシングのベースと考える、志麻さんならではの発想でサラダが完成。

野菜を小さめの角切りにすると、大きめに切るよりも水分が抜けて味が濃くなり、また異なるおいしさに出合えます。

肉や魚を焼いてソースに、サラダのドレッシング代わりに。また水でのばして味をととのえるとスープにも早変わり! 水分が少ない分、保存にも適しています。

タサン志麻 フランス人の家ごはん1 2 3(アン・ドゥ・トロワ)

撮影/本誌・大見謝星斗 構成・文/井伊左千穂

『家庭画報』2021年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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