井上眼科病院の屋上でお茶の水のシンボル、ニコライ堂(東京復活大聖堂)を背景に。関係者以外立ち入り禁止のエリアですが、特別に撮影許可をいただけました。シャツ9万9000円 ストール6万8200円 パンツ12万9800円/すべてメゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン クライアントサービス)
40歳になったら、眼科ドックで目のチェックを
米倉 井上先生は目はいいほうですか?
井上 僕は近視なので、中学生の頃からコンタクトレンズを使っています。
米倉 目のためには、コンタクトレンズと眼鏡のどちらがおすすめなど、あるのですか?
井上 どちらが安全かといったら眼鏡です。コンタクトレンズは目の上にのせて使うので、使い方を誤ると角膜を傷つけてしまったり、着脱のときに感染が起きるリスクもゼロではありませんから。でも、僕も遠近両用のワンデイコンタクトレンズを使っていますが、快適なんですよね。視界も広いし、朝入れたら一日そのままでいいし。目を傷つけないように使用法を守れば問題ないのではないですかね。
井上先生から見た米倉さんの印象→「現代的な凜とした強い女性をイメージして少し緊張していましたが、気さくにお話しになり、気遣いもされる姿がとても好印象でした。仕事や健康に対する意識はさすがプロです」「疲れはまず目に出ます。目は私の健康のバロメーター」── 米倉さん
米倉 遠近両用の眼内レンズを入れる手術もあるそうですが、受けるかたは増えているのでしょうか?
井上 そうですね。白内障の手術を受けるときに、遠近両用の眼内レンズを入れるとコンタクトレンズも眼鏡も不要になる場合もあるので、受けたかたの満足度は高いと思います。
米倉 裸眼でクリアに見えるようになると、一気に世界観が変わりそうです! 実は、2020年からライトを眩しく感じたり、めまいを起こしたり、気になる目の症状がいくつかありまして。それで2021年に入って検査を受けたところ、低髄液圧症候群を再発して、その影響であることがわかりました。私の場合、まず目の症状から出るようなんです。目が健康状態のバロメーターになってくれてもいるわけですよね。
井上 なるほど......。それはご心配ですね。当院では“目”に特化したさまざまな検査を行って自覚症状のない病気を早期発見し、目の健康を維持するための“眼科ドック”を開設しているのですが、人間ドック同様早めの原因解明と対策が何より大切ですよね。
米倉 眼科ドック! 受けてみたいです。
井上 目で気になることがあるようなら、一度、総合的に検査してみるのもいいかもしれませんね。
米倉 目の悩みは多いので、今度ぜひお願いします。