【各界の先生に聞きました】「風の時代」の今、運気をアップする生き方とは? 第2回(全6回) 思いもよらない世界的な事変の中で聞こえてくる「風の時代」というキーワード。一体どんな時代なのか、どう過ごせばよいのか、各界の先生に、2021年下半期から2022年初めまでの開運への指標を伺いました。
前回の記事はこちら>> 「5」の数字を象徴する「氣」の流れを清々しく保つ
数秘術 Tomokoさん数秘家・ライフコーチ。豊富な海外生活から得た国際感覚をもとにしたTomoko数秘術を提唱。数秘の智慧を生活に生かし、本来の自分に戻るヒントを「知る・観る・創る」観点から伝えている。数秘家として数多くの個人セッションを行い、カルチャースクールではコミュニケーション講座や数秘術講座の講師を務める。セブンアカデミーでは毎回満席の人気講座となっている。変化変容の年だからこそ、取り組みたい5つの気づき
2021年は、数秘術でいえば2+0+2+1=5となる社会サイクル「5」の年に当たります。「5」は変化変容の年。約200年に一度の時代の変遷といわれる、「風の時代」の始まりと符合します。
数字「5」の意味を一言で表すなら、「エネルギー」。「氣」といってもよいでしょう。
「5」のプラスの意味には、生命力、スピード、コミュニケーション、情報などがあるため、迅速に新たなよき変化が進んでいくことが読み解けます。一方、マイナスの意味には、感情のアップダウンがあるため、乱れ出すとネガティブな気持ちにひっぱられます。だからこそ、「不動心」で、何事にも乱されずに「氣の流れ」をクリーンに回していくことが大切です。
「風の時代」に運を引き寄せるには、まず古い価値観や執着の断捨離が肝心です。妬みや嫉み、自己否定の感情も、開運の邪魔をします。過剰な正義感も禁物。なぜなら、2000年代は、数字「2」の意味もあるからです。「2」は、プラスの意味では協調ですが、マイナスでは二極化を表すため、自分ではよかれと思ったことに執着しすぎると争い事の火種になりかねません。
「氣の流れ」を乱さないためには、流れに敏感になることが必要です。そこで、ぜひ次の5つの行動を意識してみてください。
意識したい5つの行動
1.他者への慈しみ
2.自己への慈しみ
3.手放しと浄化
4.言葉に気をつける
5.今に感謝
「執着を手放した先にある、清々しい、クリーンな氣と共に過ごすこと」が、「風の時代」の幸せな生き方なのです。
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取材・文/小倉理加
『家庭画報』2021年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。