ジョニー楓の2021年上半期12星座占い ジョニー楓さんが2021年(令和3年)下半期(7月~12月)の運勢を12星座別に占います。
12星座別アドバイス一覧>> 2021年下半期の全体運はこちら蟹座の2021年下半期の運勢
ジョニー楓さんから、蟹座のあなたへメッセージをお届けします。
なぞらえていたものが、ことごとくなくなっている2021年。
例えば、毎年行っていた地元のお祭りも、親戚の集まりも、家族の恒例行事も、中止や延期を繰り返し、去年からずっと「今年はコロナだったから」と一言で片づけられている。慣れ親しんだ人との繋がりや、落ち着く環境をあっけなく奪われたような、埋まらない気持ちをいまだ感じている。風の時代は個々の自衛が必要とはいえ、慣れないものは、やっぱり慣れない。
もう少し辛抱して乗り越えれば、きっと元に戻るだろう。止まない雨はないように、この試練も一時的な停滞に過ぎず、ワクチン接種が進み感染が終息した後には、以前とは変わらぬ世界が戻ってくるはず。そう、願う気持ちはよくわかるし、どの星座も多かれ少なかれ願っている部分はあると思う。
だが、無意識的に過去と同じものを求めたり、元に戻るという前提で生きていくのは、風の時代においては苦しくなるような気がする。なぜなら「分断から新しい意識を芽生えさせようとすること」こそ、風の時代の本質であり本性だからだ。
風の時代は「継続的な深い関係性」や、「永続的な物事の捉え方」に必ず何かしらの形でメスが入ってくる。長く親しむとかなじみ深さ、みたいな安心に対して良し悪しに関係なく、鋭く感じたことがない、または経験したことがないエネルギーが必ず切り込んでくる。
地の時代と風の時代では、そもそもメインとなる出来事への価値観が変わってしまった。だから、かつて大切にされてきたものも重要視されなくなっていくのは、仕方がないことなのかもしれない。
例えば“結婚式は身内をどこまで呼ぶのか”、“娘と親の意見が食い違うことがコロナをきっかけに出てきてしまった”とか。“大切な人と結婚の話をしたら、別居婚やパートナーシップとしての新しい寄り添い方があることを提案されてしまった”とか。家族的な関わり方に分断が生まれるなんて想像していなかったし、“これだけはなくなってほしくない”みたいな想いも思うように通じない。
バラバラにされるのは何故なのか?宇宙の悪戯か?とめどなく変わっていく時代を簡単に理解なんてできないだろうけれど、受け入れる覚悟と勇気を持って7月からの3か月をまずは乗り切って欲しい。
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