ジョニー楓の2021年上半期12星座占い ジョニー楓さんが2021年(令和3年)下半期(7月~12月)の運勢を12星座別に占います。
12星座別アドバイス一覧>> 2021年下半期の全体運はこちら蠍座の2021年下半期の運勢
ジョニー楓さんから、蠍座のあなたへメッセージをお届けします。
近づけば、離れていく。詰め寄っていくと消えていなくなる。頑張ろうと力むほど物事は一向にこちらの想いどおりに行かない。仮に落ち度がないよう慎重に頑張っていたとしても、何かしらの形で分断されていく。プライベートなことに限らず、例えば“オリンピックの賛成派と反対派で分かれている”みたいに、「今までの繋がりを分断し、個々の自衛を促す」風の時代の力は、すべてのシーンに入り込んでくる。
昔は求めれば求めただけ願いを叶えることができたし、対象と寄り添い一緒に深まることができた。でも、今は自分と同じテンションになってほしいと思えば思うほど、対象との距離は縮まらない。引き合わない磁石のように、反り返す結果ばかりで、いい加減切なくなるし、当然慣れないし納得だっていっていない。
凄く心苦しいけれど、近づきたい理想や対象にそう簡単には近づけないのは依然と変わらず7月、8月、9月も続く気がする。自分から詰めて失敗するパターンもあれば、外からやってくる出来事に、物理的に距離を離されるパターンもきっとある。改めて、風の時代とはなんたるかを考えさせられる3か月になりそうな気がする。
それは蠍座に限ったことではなく、人と人の距離感に悩んだり、数年前とは違う“オチや結果”にさいなまれたりしているのは他の星座もきっと一緒だと思う。少し離れた距離感が心地よい星座もあれば、常に違う結果を好む星座もある。そのあたりの得意不得意は多少あれど、初めての時代のエネルギーにさらされているのはみんな同じ。
今は、対象との距離を詰めることが、“宇宙のエネルギー”と合ってないのかもしれない、そもそも相手に自分と同じことを求めるのも違うのかもしれない、何に満足を感じていいかわからないような新しい時代の特性だけれど、把握して真摯に受け止めることが下半期は重要。
例えば“可愛がっていた部下に、仕事を惜しみなく教示しているうちに、自分と同じモチベーションを求め過ぎてしまって、部下が突然辞めてしまった”とか。“遠距離恋愛の中、リモートで仲を育んで、ようやく会う予定を立てたのに、結局それもリスケになり、さらには突然相手の転勤が決まり、もっと距離が離れてしまった”とか。
どれもこれも胸が痛むような経験だし、どんなに期待しても叶わないような現実にうんざりすることだってあると思う。でもこれが風の時代ってやつで、今後もこの感じが続くとしたら、今までの自分の認識や感覚を嫌でも変えていかなければいけない。かつての距離感の取り方や時間の費やし方を見直すきっかけなんだと下半期は捉えてほしい。
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