ジョニー楓の2021年上半期12星座占い ジョニー楓さんが2021年(令和3年)下半期(7月~12月)の運勢を12星座別に占います。
12星座別アドバイス一覧>> 2021年下半期の全体運はこちら魚座の2021年下半期の運勢
ジョニー楓さんから、魚座のあなたへメッセージをお届けします。
良いことも悪いことも含め数年前は気にすることもなかったようなことが、最近気になる。激変する時代に足並みが揃わず、とげとげしくぶつかり合う様は見ていられない。誰かの意見に誰かが反抗し、食い違う認識が露骨に衝突する様も心が痛む。
ただ、一方で何もかも飲み込んでいくようなカオスなエネルギーも感じていて、分断により輪郭がぼやけるからこそまた新しい繋がり方や付き合い方が生まれるかも?という期待もある。無理に統一を図るよりもいろいろな個性が混在する世界、物質的なことだけで判断せず目に見えない感覚も取り入れて生きていく。今を受け入れた先にそんなふうな世の中がやってくると信じたい。
魚座は12サインの一番最後に位置する星座、つまり今までを全部混ぜ合わせ統合していくような意味合いを持つ。だから、ほとんどのことに受け身的で、たまたま出会ったことも取り込んでいける。寄り添ったり、受け入れる間口が広かったりするのもそんな資質を持っているからかもしれない。
ただ、風の時代は結合的なことをことごとく分断していく。目に見えて原因がわかるパターンもあれば、たまたま偶然に思えるようなパターンもある。出来事の起き方は様々だが共通して結果は思い通りにはいかない。意図した場合も、意図してない場合も、思惑とすれ違うように宇宙のエネルギーが働く。つまり今までの感覚だと、目に見えない空気を読む魚座でもうまくいかないってわけ。
理想通りいかないことに傷つき距離を置いていると何も変わらないと思う。7月、8月、9月の3か月間は、まずは異なる意見の内容や理由を理解する事が大切。
例えば、“外食を自粛する人”と“感染対策をしながらでも外食をする人”の意見にきちんとそれぞれ耳を傾けてみる、とか。互いに必ず行動の理由があるはずで、それをわかろうとする姿勢がまず大事だ。オリンピックが開催されることや飲食にしわ寄せが集まってしまったのも、“コロナ自体が未曾有で誰も経験したことがないことだから、国もどうしていいかわからなかったんだな、苦渋の決断だったんだな”と敬遠せず捉えるとか。
そうやって、自ら分断や争いの内容を一歩踏み込んで理解すれば、争いが起こるのも、ギスギスした空気になるのもその理由がわかる。そうすれば、どちらの意見にも共感できるし、否定しなくなる。結果的に間口が広がり、さらに視野だって格段に広がる。
表面的な状況把握に留まらず、様々な考え方の背景を知ることを大切にしていってほしい。またそこで今のタイミングや間の取り方がきっと魚座ならつかめるはずだから。
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