今のライフスタイルに合わせて選ぶ 新「洋食器」の楽しみ方 第12回(全18回) 愛着ある洋食器も、いつもと違うコーディネートや、新しいアイテムをプラスすることで、日常のテーブルが夢のようなシーンに変身します。洋食器をこよなく愛する、器づかいの達人の素敵な暮らしから今、取り入れたい「洋食器」の楽しみ方をお届けします。
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平山由香さん(料理研究家)フォルムの美しさや色の重なりを生かした食卓。料理やドリンク、花を入れた器は〈フルッタ〉タンブラー ペア アメジスト・クリア(各2客組)各6600円 〈ウルティマツーレ〉コーディアル ペア(2客組)4840円 〈カステヘルミ〉ユニバーサルグラス ペア ダークグレー(2客組・直径8.5×高さ13センチ)5500円/イッタラ 白い器は〈ジオパール〉ボール(直径12センチ)2750円 同 プレート(直径28センチ)4400円/ウェッジウッド 置物は手前から、〈バード バイ トイッカ〉シエッポ レイン・レッド2万2000円 同 メディエイタードーブ3万6300円 〈フルーツ&ベジタブル〉オニオン グレー3万8500円 花器は左から、〈ルーツ〉ベース クリア1万4300円 同 グレー2万5300円 同 レイン3万3000円/イッタラフィンランド「イッタラ」
色ガラスと白いプレートを合わせて初夏の爽やかなブランチ
テーブルコーディネートや季節の花のアレンジも学べる料理教室を主宰している料理家の平山由香さんに提案していただいたのは、フィンランドのブランド「イッタラ」の色ガラスを使ったスタイルのある食卓です。
「イッタラのガラスはやや肉厚で温かみがあるので年中気軽に使え、色ガラスの器を加えることで季節感が生まれます。鮮やかな色は食卓の引き立て役になってくれて、木のカトラリーやカラフルな花を合わせるとシンプルでいて豊かな印象のテーブルになります」。
涼やかなブルー&ホワイトの食卓にアメジストやダークグレーのガラス器を取り入れるとシックな趣が加わり、庭で摘んださりげない花や愛らしい鳥の置物が心を和ませてくれます。
また、存在感のある脚付きのボウルと多用途に使える小さなグラス、フルーツ模様のピッチャーと色違いのタンブラーを合わせれば、元気を誘うアレンジに。個性的なのにタイムレスなデザインなので末長く、日々楽しめます。
鮮やかな色と愛らしい模様が楽しい、ピッチャー&タンブラー
〈フルッタ〉タンブラー ペア レモン・サーモンピンク(各2客組・直径7×7.5×高さ8センチ)各6600円 同ピッチャー アメジスト(直径10×17×高さ15.5センチ)1万7600円 〈レンピ〉グラスクリアペア(2客組)3960円/イッタラ光によって表情を変えるフルーツ模様の器はランチやティータイムにぴったり。色違いで並べると華やかに、白のトレーにのせると色やフォルムが際立つ。〈フルッタ〉シリーズは創業140周年記念色のアメジストを含め全5色。
『家庭画報』2021年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。