【マスク熱中症】予防のポイント
●外出したときは「3とる行動」を徹底する外出したときは感染予防のために2メートル以上の距離を保ち、マスク着用による熱中症リスクを下げるために屋外で人との距離が2メートル以上離れている場合はマスクをとります。
また、マスクをつけていると喉の渇きに気づきにくいので、時間を決めて水分補給をすることも忘れずに。
●日傘、帽子、襟付きシャツで首に当たる直射日光を防ぐ日傘はマスクを着用していても、直射日光を遮り、体温上昇を抑えられる直射日光が首にある頸動脈に当たり続けるとそこから体温が上昇し、熱中症を起こす引き金になるため、日傘や帽子、襟付きシャツなどで首を守りましょう。
コロナ禍の中、注目されているアイテムが日傘です。ソーシャルディスタンスが自然にとれ、他人に気兼ねなく水分も補給できます。なお、日傘の色は直射日光をはね返す白色がベスト。
●脱水を予防し命を守る経口補水液を持ち歩く溶ける過程で成分が変化するので、経口補水液を凍らせるのはNG脱水を感じたときに経口補水液を早めに飲むと熱中症を防げ、熱中症になった場合も経口補水液を直ちに飲むことが後遺症を防ぎ、命を守ることにつながります。
携帯する経口補水液は軽量のゼリータイプがおすすめ。ただし、経口補水液は点滴と同じ成分なので塩分過多となり、普段の水分補給には向きません。
【脱水予防】水分補給のポイント
●朝起きたときと夜寝る前にコップ1杯の水を飲む習慣を夜間に水分を摂取することはほとんどなく、汗や不感蒸泄で水分は出ていく一方なので、朝起きたときには誰でも脱水を起こしています。十分寝たはずなのに体がだるいと感じるのはそのせいです。
朝起き抜けにコップ1杯の水を飲んで体をリセットしましょう。また、寝る前にコップ1杯の水を飲むと脱水の程度を抑えるのに役立ちます。
●スポーツ時は10~20分毎に水分をしっかり補給する運動しているときは全身の体温が上がるうえに夏場は大量の汗をかきます。脱水を防ぎ、熱中症を予防するためには10~20分に1回のペースで水分を補給しましょう。
また、大汗をかくようなスポーツをするときはミネラルウォーターより経口補水液を飲むほうがこむら返りの予防に役立つことが医学的にもわかっています。
●熱中症予防も兼ねて夏野菜や旬の果物をたっぷり食べるトマト、きゅうりなどの夏野菜、すいか、桃、ぶどうなど夏が旬の果物には水分がたっぷり含まれており、熱中症予防の水分補給にも適しています。
食事では夏はやっぱりカレーです。肉や野菜などいろいろな具材が入っていて調理する際には多量の水も使います。スタミナ補給にもなるので、食欲がないときこそおすすめです。