本日1月7日は七草粥の日。「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」という春の七草をを粥にして食べる習慣は、豊年を祈願すると共に、お正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわる意味もあるそう。「でも、七草粥ってちょっと苦手なんだよなぁ……」という方のために、湯葉と野菜の薬膳粥をご紹介しましょう。
角切りにしただいこん、たけのこ、にんじんなどの野菜と干し湯葉を煮込み、くこの実、松の実、なつめを加えて薬膳効果もプラスします。大豆の栄養がギューッと濃縮された湯葉は美肌成分満載。松の実はビタミンE、くこの実にはカロテンが多く含まれ、肌にいい粥です。具材を入れて煮込むだけの簡単レシピ。滋味あふれる一杯で、心も体も休めてくださいね。庄司いずみさんの『アジアのベジ・キッチン』より。
【材料 2人分】
・干し湯葉(戻して1cm幅に切る) 3枚
・ご飯 160g
・だいこん、水煮たけのこ、にんじん(すべて7mm角に切る) 各20g
・なつめ(ちぎる) 2個
・八角 1個
・松の実 大さじ1
・くこの実 大さじ1/2
・塩 小さじ1/4