一年中安くておいしいサバですが、特にこのシーズンは脂ののった寒サバがおいしいですよね。サバを手に入れると、ついいつも定番の味噌煮や照り焼きにしてしまうという人は、バリエーションを増やして、白菜キムチで包んで煮る韓国レシピに挑戦してみませんか?
旨みを逃がさず煮込んだサバは、思いのほかあっさり味。野菜にも、キムチとさばの旨みがたっぷりしみておいしくなります。人気店「妻家房」総料理長・柳 香姫さんの『本当においしく作れる 韓国家庭料理』より。
「葉の大きな白菜キムチが手に入ったら、この料理がおすすめです。包まずに煮ただけとはひと味違います。サバに直接ヤンニョンがかからないため辛みが控えめで、サバ本来の旨みが際立ちます。野菜やキムチの旨みがしみたヤンニョンをかけながら煮ると、ますますおいしくなりますよ。食べるときは、キムチを開いて骨をはずしながらいただきます」(柳さん)。
【材料 4~5人分】
・サバ 1尾(約600g)
・白菜キムチ(大きな葉のもの) 6枚(約600g)
・大根 200g
・玉ねぎ(大) 1/2個
・長ねぎ(青い部分を含む) 1/2本
・A [しょうゆ、みりん、粗びき粉唐辛子 各大さじ2/砂糖、にんにく(すりおろし) 各大さじ1]