『0メートルの旅』
ブックデザイン/吉岡秀典〈セプテンバーカウボーイ〉岡田 悠 著/ダイヤモンド社会社に勤務しながら有給休暇を使って旅を続ける岡田 悠が、自身の旅について描いた初の著書。
旅先は、新婚旅行で訪れた南極からアフリカ、中央アジア、中近東などの海外、そして国内はアクセスが日本一悪い孤島から自宅の近所、そして自宅内の部屋まで。
“たとえ遠くへ移動できなくても、外に出られなくても、旅人から旅を奪い去ることはできない”(本書より)。
好奇心と、何が何でも自分の人生を楽しむのだという決意さえあれば、自宅から一歩も出ずとも“旅”はできると思わせてくれる。
読後、自身が経験した旅の思い出がよみがえり、次の旅へと夢が広がるだろう。
「#今月の本」の記事をもっと見る>> 『家庭画報』2021年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。