世界中から旬のモダンアートが集まる国際見本市
FIAC
FIACのメイン会場となるグラン・パレ。期間中は周辺の公道などにも作品が展示される。1974年から続く、ヨーロッパ最大級のアートの国際見本市で、2017年で44回目を迎えました。今回は30か国、193あまりのギャラリーが出展し、回を重ねるごとに規模を拡大しています。
メイン会場は1900年のパリ万国博覧会のために建てられた、グラン・パレ。パリが誇るアートの拠点に、世界中から集まったアート作品、作家、バイヤーらが一堂に会します。アートの売買交渉が行われる場ではありますが、一般客も入場可(有料)。詳しくなくても、人気が集中しているブースをのぞけばアートシーンの“今”が見えてきます。
取材中、エマニュエル・マクロン大統領夫人のブリジットさんが来場する一幕もあり、フランスをあげてのアートの祭典であることがうかがえました。
2018年は10月18日から21日の4日間で開催予定。木々が色づく秋にパリを訪れる予定のあるかたは、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
アーチ天井が印象的なグラン・パレの内部。ひしめき合うように展示ブースが立ち並ぶ。日本関連のブース『2074、夢の世界』では、東京藝術大学の学生の作品も展示。FIAChttp://www.fiac.com/