まず、この街の何よりの特徴はこちら。
ここには近代都市のど真ん中に、高低差45mもの断崖絶壁が存在するのです!
ルクセンブルクという国は、アルデンヌ家のジーゲフロイト伯爵が城を築いたことがはじまり。街自体が要塞のようで、難攻不落なことから「北のジブラルタル」の異名を持つほど。1994年には、ルクセンブルク市のその古い街並みと要塞群は、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
空がピンク色に染まる夕方の街並みは、そのままポストカードにしてしまいたいほど!と言うことは、どこへ行っても世界遺産!見渡す限り世界遺産!(ルクセンブルクの皆さん、期待してなかったなんて言って、ホントにごめんなさい。)
●この日のコーディネート●
母が若い頃に着ていた、白地に赤の青海波模様の小紋を染め直したもの。濃い色一色に染めて、模様が目立たくなったので、色無地のように、華やかな金色の帯を合わせてみました。ヨーロッパの街並みに突如現れる古の遺跡。そのコントラストに趣があり、とても興味深いところでした。