[プルーン+酒粕]
プルーンの食物繊維と、発酵食品の酒粕が、腸内を善玉菌優勢に傾ける。
プルーンペースト(左)と酒粕。酒粕は日本酒の製造過程において「もろみ」を圧搾した後に残る固形物。
塩も醬油も使わず、酒粕とプルーンで深い味わい
鶏と根菜の酒粕煮プルーン仕立て[材料(4人分)]
・鶏手羽元 10本700グラム
・大根(皮をむいて) 600グラム
・にんじん(同) 250グラム
・ごぼう 120グラム
・だし汁 6カップ
・大豆 50グラム
・プルーンペースト 200グラム
・酒粕 200グラム
・水 100㏄
・せり 100グラム
[作り方]
1.鶏手羽元は熱湯で霜ふりにする。
2.大根、にんじん、ごぼうは回し切りにする。1.と2.を鍋に入れてだし汁を加え、落としぶたをして30分煮る。
3.大豆を一晩水につけてもどし、1時間蒸したものを2.に加える。プルーンペーストを入れて再び煮る。酒粕(ボウルに入れて水と混ぜ合わせ、柔らかくしたもの)を加え、少し煮る。
酒粕は材料をすべて煮込んでから最後に加える。あらかじめ水で溶き、柔らかくしてから鍋に入れるのがポイント。4.器に盛り、刻んだせりを天盛りにする。
●お問い合わせ
カリフォルニア プルーン協会
TEL:03(3584)0866
http://www.prune.jp 田村 隆さん
「つきぢ田村」三代目
大学卒業後、大阪の名門料亭「高麗橋吉兆」で3年間の修業後、「つきぢ田村」へ。調理場の最前線で腕をふるう一方、テレビ番組出演、料理学校講師、料理本出版など一般向けの食の伝承にも力を注ぐ。
【連載】カリフォルニア プルーンが成熟世代の健康ライフをサポート 美と健康の“ひと皿”
撮影/鈴木一彦 取材・文/浅原須美
「家庭画報」2018年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。