理想のヘアスタイルを諦めない 第4回(全7回) 髪質や毛量が変化し、スタイリングにてこずることが多くなる家庭画報世代。ヘアケアにこだわり、スタイリング剤を駆使してもなかなか思いどおりにいかない現状を解決してくれるのが最新の高機能ヘア家電です。その使いこなし方を女優の仙道敦子さんと一緒に習得しましょう。
前回の記事はこちら>> 最新のヘア家電を味方に
女優・仙道敦子さんの輝くヘアスタイル
ワンピース6万6000円/エンポリオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
女優 仙道敦子さん
1980年に11歳でデビュー。数々のテレビドラマや映画に出演して幅広い役を演じ、歌手としても活躍。結婚後に活動を休止し、2018年、23年ぶりに女優復帰。【Style3】
カールアイロンで、品格と軽やかさが共存する“巻きすぎない”カールスタイル
カールアイロンでつくる巻き髪は、基本は上品でエレガントな印象ですが、森川さんの提案は、全体の表面を覆うトップエリアの毛束を根もとから巻くことで曲線をゆるやかに。力の抜けたナチュラルな柔らかさと軽やかさを醸すスタイルです。
Styling(スタイリング)
トップの立体感を意識したスタイリングで若々しい印象に
ヘアアイロンは家庭画報世代にはなじみの薄いツールかもしれませんが、素早くスタイリングができ、アレンジの幅が広がるので、使い慣れればとても便利なアイテムです。
どんなスタイルをつくる場合でも、意識したいのは頭頂部の立体感。ストレートアイロンは上向きにテンションをかける(
こちらの記事参照>>)、カールアイロンは根もとから巻く(この記事で紹介)などのテクニックで、トップの髪をふんわりさせることで若々しい印象に仕上がります。カールアイロンの使いこなし術の解説は
下のフォトギャラリーからご覧ください。使用アイテム紹介
リファ
ビューテック カールアイロン32髪の水分蒸発を抑え、ムラなくマイルドに熱を伝え、くずれにくい立体カールを実現。絶妙なキャッチ力と軽量さで使いやすい。2万2000円/MTG
【HOW TOW】
トップエリアは髪の根もとから巻き始める分け目を起点に巻くのではなく、分け目の両側から髪をとり、アイロンでまず根もとの髪をはさみ、少しずつ回転させて毛先まで巻き込みます。
表示価格はすべて税込みです。
撮影/五十嵐隆裕〈SIGNO〉(人物)、石田壮一(人物)、渡邉宏基(静物) ヘア&メイク/森川丈二 スタイリング/馬場郁雄 モデル/芦田桂子 取材・文/佐藤由喜美
『家庭画報』2021年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。