植物園でこだわり抜いた最上級のコーヒーが味わえる!
新潟県立植物園にはもうひとつ、注目すべきプロジェクトがあります。「From Seed to Cup~コーヒーの種からカップまで~」をテーマに、新潟県立植物園と新潟バリスタ協会がコラボした「にいがたコーヒープロジェクト」です。
新潟県立植物園の持つコーヒーノキの栽培ノウハウと、新潟バリスタ協会の焙煎、抽出技術を結集し、コーヒー文化の熟成を目指そうというものです。 その一環として、植物園の観賞温室内に「にいがたコーヒーラボ」という素敵なカフェがオープンしました。
金、土、日曜と祝日のみの営業ですが、県内のコーヒー専門店から届いたコーヒーをバリスタが1杯ずつハンドドリップしてくれます。県内でも人気の手作り焼き菓子も週替わりで供され、植物に囲まれた空間で、おいしいコーヒーをじっくり味わう、まさに癒やしの時間を楽しむことができます。
コーヒー通も唸るおいしいコーヒーを味わえる植物園なんて、日本中探してもここしかないと思います。残念ながら1月、2月は冬期休業なので、ぜひ春の花咲く時期にもう一度新潟県立植物園を訪ねて、おいしいコーヒー体験をしてみてください。
バリスタが丁寧にいれてくれるコーヒーとおいしい焼き菓子の相性が抜群。3月から再営業するので、ぜひお訪ねください。 高梨さゆみ/Sayumi Takanashi
ガーデニングエディター
イギリス訪問時にガーデニングの魅力に触れて以来、雑誌や本などで家庭の小さな庭やベランダでも楽しめるガーデニングのノウハウを紹介。日本、イギリスの庭を訪ね歩くほか、植物の生産現場でも取材を重ねる。現在は、種苗会社の会員向け月刊誌のほか、園芸雑誌などの編集に携わる。