ようこそ、ジュエリー美術館へ 第17回(全20回) 見る人、装う人に愛と夢を与え、胸を高鳴らせるジュエリー。今、時代が、世界が、ジュエリーの持つポジティブなパワーを求めています。輝き、色彩、めくるめくデザインを集めた美術館の扉が、ここに開きます。
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移ろいゆく季節の中で私たちは、生きとし生けるものを慈しむ心を育んできました。日本人特有の美意識や想像力、その感性を形にする卓越した職人技を持つ日本のジュエラーの繊細な美の世界をご覧ください。
01.春
水彩画のように命の煌めきを描く巧みな色石づかい02.夏
ダイヤモンドと真珠がもたらす花々のフレッシュな輝き03.秋
金工細工と宝石が織り成す幽玄の美の世界04.冬
自然の優しさを永遠の輝きに昇華「夏」
ダイヤモンドと真珠がもたらす花々のフレッシュな輝き
植物の実りの様子を表現したブローチブローチ「豊穣」(Pt×YG×黒蝶真珠×ダイヤモンド)297万円/タヒチアンマルチ(清美堂真珠)黒蝶真珠の豊潤な色艶や地金のしなやかなラインが、つける人のたおやかさを引き出します。
イエローダイヤモンドが輝きを放つリング「ラ・パッション」(Pt×イエローダイヤモンド×ダイヤモンド)330万円ピアス(同)418万円/ともにナディア(メゾン・ド・ナディア)ノーヒート、ノーオイルの自然な輝きと色にこだわる「
ナディア」。厳選されたイエローダイヤモンドは、太陽の光を吸収したように潑溂とした輝きを放ちます。
撮影/栗本 光 スタイリング/阿部美恵
『家庭画報』2021年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。